ゆびさきと恋々・第4話のネタバレと感想

「デザート」に掲載されている「ゆびさきと恋々」第4話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ゆびさきと恋々・第4話のネタバレ

逸臣へのホワイトボードに書いた想い。雪は今更ながら見せてしまったことを少し後悔します。 そんな雪に逸臣は分かった、とだけ返答します。雪はその言葉にまた悩むのでした。

そんな中、新しいお客が二人来店します。 その二人は逸臣の知り合いで、もうすでにベロベロです。

心と名乗る男性が酔っ払いながら雪に絡み、もう一人の女性・エマがフラフラしながらもそれを叱ります。 逸臣が雪に謝り、二人を他の席へ連れていくのでした。

 

店長が逸臣の同級生だと教えてくれます。雪はチラッとそのお客の方を見ます。 すると、エマは逸臣の腕にくっついていました。

雪は二人がどんな関係なのか気になるのでした。 急遽りんの家にりんの母親が来ると分かり、雪とりんは帰ることに。雪はモヤモヤが止まりません。

 

自然を装い、店長に逸臣と女性の関係を聞きます。 店長は二人は付き合っていないと言いますが、その関係性に言葉を濁すのでした。

店の中から逸臣も雪に挨拶します。雪は少し不安ですが、店長の言葉を信じることにします。 そして、逸臣に対してもっと頑張ることを決めたのでした。それから特に連絡を取り合うことなく四日が経ってしまいます。

 

雪は意を決して逸臣に連絡をします。 すると逸臣からすぐ返信が。今大学近くのコインランドリーにいると言います。

雪は会えることを嬉しく思い、急いで家を出るのでした。 雪の門限まであと二時間。逸臣の元へ急ぎます。そんな雪にバッタリ遭遇した桜志。こんな遅い時間にどこへ行くのかと雪を怒ります。

適当にあしらう雪に桜志はムカッとします。 急ぎたい雪を桜志は引き止めます。逸臣に会う事がわかった桜志は、逸臣のことを悪く言います。

雪は否定し、逃げるように逸臣の元に向かうのでした。

 

コインランドリーについた雪。そっと逸臣の隣に座ります。 逸臣は雪に飲み物を渡し、お金を払おうとする雪に十円だけ貰います。

そして、お礼に外国の硬貨をあげるのでした。キラキラとした目でそれを見る雪。 逸臣はそんな雪を優しく眺めます。雪は逸臣に仲良くなりたいと言います。

赤くなる雪に逸臣は手話で、可愛いと伝えます。 雪は「可愛い」には他にもパターンがあると逸臣に教えます。まだあるのかと聞く逸臣。雪は頭を撫でることだと言います。

いつも逸臣がしてくれることだと思い、雪はまたドキドキします。

そんな雪に逸臣はこう伝えます。

手話の世界は面白い。海外移住の経験から、遠くの言語や文化に興味を持っていた。

でも雪の世界に触れこんなに近くに知らない世界があったのかと。

しかし、雪には全く聴こえていないのでした。逸臣は雪に聞きます。

 

自分と仲良くなりたいのかと。雪がもっと、と言うと逸臣は「もっと」の手話を尋ねます。 雪は右手の親指を、左手の人差し指の上に置き「もっと」を表現します。

さらに雪はその両手を自分の頭上まで連ならせ、「もっと」を沢山伝えるのでした。

逸臣が雪の両手を握り、分かったと優しく言います。そして自分の方へ引き寄せ、ドイツ語で一言何かを伝えるのでした。 逸臣からゆっくり離れる雪。その反応を見て、逸臣はニコニコ笑います。

雪は、逸臣の握る手をただ、強く握り返します。門限まで後一時間。雪はこのまま時が止まってしまえばいいのにと感じるのでした。

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ゆびさきと恋々・第4話の感想

逸臣の雪への感情が読めないまま、二人の距離は徐々に縮まってきたと思います。 逸臣の雪への想いが単なる好奇心なのかどうか、それに関してはもっと逸臣の気持ちがわかればいいのになあと少しもどかしいです。

そんな逸臣にも勇敢にアタックし続ける雪にこれからもどんどん頑張って欲しいです。 後半の手を握るシーンで、逸臣が雪に言った言葉は、ドイツ語で可愛いという意味です。雪の手を離さない逸臣が、雪をどう思っているのかがまた気になる終わり方でした。次回の進展も楽しみです。