悪い男～軒の雨の誘惑～・第20話のネタバレ感想｜silky

2021年1月29日発売の「silky」97号に掲載されている「悪い男～軒の雨の誘惑～」第20話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

悪い男～軒の雨の誘惑～・第20話のネタバレ

婚姻届けに必要な書類の確認をしていると、戸籍謄本の有効期限が3ヶ月以内であると記述されているのに目が入ります。

芹沢の戸籍謄本がもうすぐ期限が切れてしまうことに気付いた千夏は、翌日に富丘に休みが欲しいと言います。

耳がまだ治っていないと思った富丘。 しかし婚姻届けを出したいと言われ、話がそこまで進んでいることに驚きます。

止められないと言う様子の千夏に、富丘は一週間以内の好きな日に休むといいと言います。

そのときある人から連絡が… 富丘はその内容を見て顔をしかめると、この後の会議には遅刻すると言ってどこかに向かいます。

富丘が部屋に入ると、そこには怯えた十川が…。 なんと妻に浮気をバレてしまったと言います。

そして先ほどの連絡は十川の妻からの電話だったのです。

十川の浮気相手は派遣社員。 富丘は彼女は解雇すると言うと、十川は困惑します。

LINEを見られただけで同じ会社だということしか知らないはず。 そういう十川に、富丘は当事者揃えて話し合うかと言いますが、十川は勘弁してほしい様子。

嫁と子供を失うなんて自分には考えられないと言う十川。 富丘はその姿を見て以前の自分と重ねてしまい、内密にケリをつけると言って十川の妻に会いに行きます。

7年前、弱い方を守れと言われた富丘。 当時の富丘の部長は人間の本性が一番現れるのは別れ際だと言います。

盗ったの盗られたの、慰謝料だの、養育費だの… 部長は会社まで来て泣きわめく当事者たちを何人も見てきていました。

千夏ほど潔く引いた人間は一人もいなかったのです。 千夏の決断を無駄にするようなことを絶対にするなと言う部長に、富丘は涙を堪えるしかできませんでした。

 

―――富丘は十川の妻に会い、十川の気持ちを代弁します。

しかし、妻は富丘の話よりも相手の女性を連れてこいと言います。

会社で起こった不祥事は会社の責任だと言う妻に、富丘は自分が責任をもって懲戒処分にすると言います。

慰謝料の件は弁護士に任せて関係修復に力を注いでほしい。 妻は富丘のような人には分からないと言います。

どうせ浮気される方にも原因があるって思っているに違いない。 妻はふらっと立ち上がり、最後にざまあみろと言い捨てると店を出ていくのでした。

戻ってきた富丘の疲れている顔を見て、千夏は何かトラブルがあったのかと気になります。

すると、明後日まで有給を取ってもいいと言われる千夏。 驚いていると、富丘は千夏の結婚を素直に喜べないと言って謝るのでした。

翌日、芹沢からの新しい婚姻届は午前中に届き、千夏はさっそく市役所に婚姻届けを出しに行きます。

思ったよりあっさりしている感じで受付が終わります。

でもこれで結婚した…。 今日から自分は「芹沢千夏」になった―――

 

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悪い男～軒の雨の誘惑～・第20話の感想

千夏と富丘の関係を見ていると、真剣そのもので浮気のように思えませんね。

私自身も本当に芹沢と結婚してもいいのかと思ってしまうほどです(；ﾟДﾟ) でも、この話で「芹沢千夏」になりましたね。

おめでとうと言いたのに、私も素直に喜べないです。 これからどんな生活がまっているのでしょうか。 その前に十川の妻ですよね…無事に和解すればいいと思いますが…まだ難関は残ってそう。