呪い子の召使い・最新19話のネタバレと感想｜花とゆめ12号

2021年5月20日発売の「花とゆめ」12号に掲載されている「呪い子の召使い」第19話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

呪い子の召使い・第19話のネタバレ

カヤが案内してくれた鉱石の採掘場は、呪い子だけが入れる立ち入り禁止の場所でした。 そこには沢山の呪い子たちがおり、鉱石を掘っています。

カヤの能力は同じ属性のものを自在に操ることができるため、鉱石彫りにうってつけなのだそうです。 自分の能力をフルに活用できるため、カヤは鉱石掘りの仕事が大好きのようでした。

 

一方でアイシュンから「呪い」の本質について聞かされているレネとアルベール。

この世界のありとあらゆるものに流れる力…それは水が流れ、大地が動き、風が雲を押す…いわゆるエネルギーのようなもの。 しかし自然界のそれとは違い、人の場合は想いが強すぎて力が呪いに変わってしまうことがあるのだと言います。

呪いは他社を呪い子にし、呪いをかけた者は必ず死ぬ…アイシュンはそう語ります。

それを聞いたときレネの脳裏にもしや自分の父も…？と不穏な考えが過りました。

しかしその後アイシュンが、フーの姿が見えないことを指摘し、一行は彼を探しにいくことに。

 

場面はフーとカヤがいる採掘場へともどります。 カヤは自身の力を使って採掘を続けようとするのですが、ここで異変が。 呪いを喰う山は呪い子は入っても病にかかることはない…そう聞かされていたはずなのに、カヤの身体が石化しはじめてしまったのです！

フーは急いでカヤを外へと連れ出します。

そこへやってきたのはフーを探しにやってきたレネたち。

慌てるフーとは裏腹に、アイシュンはこの石化はカヤの呪い…ただの疲れだから休めば治ると不敵な笑みを浮かべて話します。

しかしフーはアイシュンの話を信じませんでした。 アイシュンはきっと呪い子たちだけに危ない場所で働かせ続けているのだろうとフーは考えます。

その後、アルベールたちはアイシュンを尾行し、採掘場で働かされて病にかかった呪い子たちが集められている部屋を見つけます。

やはり、呪い子は病にならないというのは嘘でした。

なぜそんな酷いことをするのか！とアイシュンを問い詰めるアルベールたち。

しかし、アイシュンにはアイシュンなりの正義があったのです。 実はアイシュン…呪い子たちが採掘場で病にかかったときにきちんと上に報告をしました。 しかし国益を重んじるばかりで呪い子たちのことなど知ったことかという態度の上のものたち。

アイシュンは自ら採掘場に入り、病の原因が採掘場から発せられるガスにあると突き止めます。

しかし突き止めたところでもし採掘場が閉鎖になれば、多くの呪い子たちが行き場を失って野垂れ仁でしまう…その事実は変えられませんでした。

アイシュンは呪い子たちを喰いつなげさせるために、仕方がなく採掘場での仕事を続けさせていたのです。

フーは、自分の力でガスを燃やし尽くすことができないかと考えます。 アルベールたちもその話にのり、アイシュンに自分たちが採掘場の問題を解決すると進言！

アイシュンはあのガスはおそらく毒なため、一国の王子であるアルベールを危険な目に合わせるわけにはいかないとこれを渋ります。

しかしアルベールは、毒なら好都合だと答えました。 自分たちの呪いがあれば、活路を開けるかもしれない…！彼は力強い眼差しでアイシュンに訴えかけます。

 

『呪い子の召使い』の最新話を無料で読むには？！

『呪い子の召使い』の最新話を今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

呪い子の召使い・第19話の感想

意外にもアイシュンは単純に悪いやつなわけではなかったみたいですね。 事あるごとに含み笑いをするのでてっきりアイシュンがすべての元凶なのかと思っていました。 行き場のない呪い子たちが唯一働ける場所が採掘場…アイシュンはそんな呪い子たちの最後の砦となる場所を守ろうと紛争した過去があったようです。

さて、採掘場問題に立ち上がったレネとアルベールたち。 果たして王子の想いは届くのでしょうか！