美醜の大地・第53話のネタバレと感想｜ストーリーな女たち

「ストーリーな女たち」に掲載されている「美醜の大地」第53話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

美醜の大地・第53話のネタバレ

死んだ森弥の首を抱えたまま…しばらく動けないでいる加也。

しかし、ぼんやりしてたら森哉が傷んじゃうと呟くと…加也は森哉の首に大事そうに包みます。 そして外へ出たかと思うと、樽いっぱいに雪を入れて戻ってきました。 加也はその中へ森哉を大事そうにしまいます。

まるで戦国時代の大将みたいだ…そう加也が笑いながら涙を流していると…ふと森哉の声が聞こえたような気がし、加也はその場に泣き崩れてしまうのでした。

 

一方でハナたち。 アジトにて綿貫と落ちあいますが、鶴田が襲撃に遭って負傷し右腕が一生動かない身体になってしまったと報告を受けていました。

ハナは動揺するものの、作戦は予定通りに決行すると指示を出します。

ハナと深見は物資のチェックのため2階へ。

残された五十嵐は、自分が渡した“あれ”は使えたかと綿貫に尋ねています。 綿貫は、半分使ったけれどもう半分はまだだと答えました。

残り半分をここで使うつもりなのかと問う五十嵐に、綿貫はそれはわからないけれど、だからこそここへ来たのだと力強く答えます。 その様子から、綿貫の覚悟が見て伺えました。

2階へとあがっていったハナたちは、美しい着物や小物と、それに不釣り合いなダイナマイトなどの危険物をチェックしています。 これらすべて、ハナが使うものなのだそうです。

決着をつけるべく覚悟を決めるハナに、深見は自分が鶴見の分までハナを支えると力強い言葉を送ります。

ハナは深見まで命の危険に晒されることを懸念し彼の手を振り払いますが、最後にはお礼の言葉を呟くのでした。

 

一方で診療所の鶴見は、安静を言い渡されているにも関わらず、ハナたちのことを心配して動き始めてしまっていました。 鶴見は、菊乃や内田と共に小樽へ向かうつもりのようです。

その診療所の前では森哉の首が入った樽を持った加也が盗み聞きをして微笑をしており…。

 

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美醜の大地・第53話の感想

恩人の鶴田が負傷したことを知り、ハナは明らかに動揺していました。 しかし復讐の覚悟はもはや確固たる思いになってるみたいですね。 彼女のことを心配する深見ですが…その思いはいまいち届いていない模様。 というより想いは届どももはや引き下がれないところまで来てしまっているといった感じですね。 綿貫もそんなハナに最後まで寄り添うつもりのようです。

さて、身体に無理をしてまでハナたちのことを心配する鶴見ですが…。 「あんまり無理をすると腕がとれちゃう」なんて菊乃に言われてしまっていました。 よほど容体は芳しくないんでしょうね。 それでも動かずにはいられないといったところなのでしょう。

しかし鶴田たちが小樽に向かうつもりであることを、こっそりと加也が盗み聞きしてしまっています…。