間違いで求婚された女は一年後離縁される・8話のネタバレと感想

「間違いで求婚された女は一年後離縁される」第8話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

間違いで求婚された女は一年後離縁される・第8話のネタバレ

セノーデル辺境伯に自分がハルフウェート侯爵の本当の娘ではないと打ち明けるシェリル。

ハルフウェート侯爵家は代々、銀の髪か青い瞳を受け継いでおり、シェリルの妹・リリアも青い瞳を受け継いでいますが、シェリルはそのどちらも受け継いでいないのでした。

そのため、家族と認められていないのだと言います。

シェリルの黒い髪・黒い瞳は、両親のどちらにも通ずるものが無く、生んでくれた実の母にさえ容姿が似ていないのだそう。 母親は死ぬまでずっとハルフウェート侯爵の子だと主張し続けたものの、シェリルは不義の子とされ、これまで一度たりともハルフウェート侯爵と食事を一緒に食べたことも、名前を呼ばれたこともありませんでした。

このことを隠したまま、セノーデル辺境伯の妻になったことで恥をかかせてしまい申し訳ないと涙を流して土下座するシェリル。

セノーデル辺境伯はシェリルが謝る必要はないとかばい、シェリルを信じると言ってくれます。そして、シェリルは誰にでも優しく、とても強い女性なのにも関わらず、この数か月間、シェリルのことをきちんと知ろうともせず申し訳なかったと謝罪します。

シェリルのことをもっと知りたいから、これからは一緒に食事も食べようと提案してくれるのでした。

その日の晩、本当のことを話せばすぐに追い出されると覚悟をしていたシェリルは、自分のことを信じてくれたセノーデル辺境伯の優しさに感動しつつ眠りにつきます。

期限がくれば離縁せざるを得ないものの、セノーデル辺境伯さえ許してくれるなら、屋敷の使用人として雇ってもらおうと考えるのでした。

それからセノーデル辺境伯は、屋敷を開けるとき以外はシェリルと食事をとるようになります。

ある日、セノーデル辺境伯の提案でヨハイの町へ二人で出かけることに。 シェリルはセノーデル辺境伯からの贈り物であるブルーのドレスを身にまとい、セノーデル辺境伯は似合っていると伝えます。

ヨハイの町で、二人はアクセサリーショップに行き、セノーデル辺境伯の提案でシェリルの黒髪に似合う髪飾りを購入します。 セノーデル辺境伯に良く似合うと褒めてもらえたシェリルは、嬉しさと恥ずかしさで顔が赤くなりますが、セノーデル辺境伯の優しさを勘違いしてはいけないと自分を戒めるのでした。

 

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間違いで求婚された女は一年後離縁される・第8話の感想

本当のことを言ったら追い出されるかもしれないという恐怖がありながらも、全て正直に話したシェリル。 そんなシェリルの人柄をしっかりと見極め、セノーデル辺境伯がシェリルを信じてくれて本当に良かったです。

これまでのシェリルへの態度を素直に謝罪してくれた点も良いなと思いました。 セノーデル辺境伯はシェリルのことをもっと知りたいと思うようになり、距離を縮めようとしているようですが、シェリルは自分を過小評価する癖が染みついていて、対等な関係になろうとしていないので、まだ二人の間には大分距離があるようです。

これからセノーデル辺境伯の優しさでシェリルがもっと前向きになって、二人がもっとお互いのことを知り、幸せになってくれることを願いつつ読み進めていきたいと思います！