アンサー・最新8話のネタバレと感想｜クッキー11月号

2021年9月25日発売の「クッキー」11月号に掲載されている「アンサー」第8話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

アンサー・第8話のネタバレ

斎が実家へ帰ると、母が出迎えてくれます。 しかし家の中は荒れ放題。どうやら酒乱の父親が暴れまわった直後のようです。

斎は居間で倒れている父親をシャワーに連れていこうとします。 父親は酒に酔いつぶれているだけでなく、どうやらそこで失禁までしてしまったようなのです…。

 

父親の頭を濯いで身体を洗い流してやりながら、斎は禁酒の約束はどうしたのだと父親に訊ねました。

気味悪く笑う父親。 うちは酒造でそらら中が酒だらけの誘惑の嵐…まさに地獄と言いだします。 あくまでも自分を犠牲者と称し、全ての責任はこの家と母親にあるのだと話す父親に、斎はもはや何も話すことができませんでした。

 

シャワー後、斎は相談があると言って父親をドライブへ誘います。 家族がまだ幸せだった頃の思い出話をしながら、途中でウトウトし始めてしまう父親。

目覚めると、そこは…「集英総合病院」でした。 斎は父親のアルコール依存を治療すべく、入院のために彼を連れ出していたのです。

 

斎を罵りながら逃げ出そうとする父。 斎が制止しようとしますが、その際に彼は父親に手を思い切り噛まれてしまいました。 その後、父親は病院のスタッフに身柄を拘束され、鎮静剤を打たれてしまいます。

すっかり静かになってしまった父親を見下ろしながら、斎は病室を出て行きました。

 

すぐに母親に連絡をする斎。 母は息子に心からのお礼を述べます。

斎は、母親に離婚を勧めますが…母はすぐに話を誤魔化してしまいました。

 

斎はその足で相原宅を訪れます。 しかし当然のことながら舞衣の父親に門前払いを喰らってしまい…。

彼はお金と手紙の入った封筒をポストに入れて、その場を去って行きました。

 

斎は打合せをするために真波の新居を訪れます。

彼氏がなかなか別れてくれないのに家から出ていく気配がないから自分が出たと話す真波。 しかし家の契約者は真波です。

このままズルズルいけば負担費用がかさばるだけ…管理会社なども交えて強制退去させるべきだと、斎は話します。

真波が彼のために支払っているお金は…真波が睡眠時間やプライベート時間、気力や体力や作品への愛情などもろもろのエネルギーの集合体から手に入れたお金。 そんな大事なお金を他人のために使うなんて絶対におかしい、斎はそう訴えかけてきたのです。

斎の言葉で目が覚めた真波。 自分がただ現実から逃避していただけだということに気が付きます。

その後、真波は斎の手に酷く内出血をした噛まれた痕があることに気付いて…。

 

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アンサー・第8話の感想

搾取され傷つけられるのは、いつだってひたむきに頑張り続ける芯の強くて優しい人間ばかり…。 母親の姿と真波の姿が重なってしまった斎は、どうしても真波の状況を見過ごせなかったようですね。 斎は両親の歪んだ関係を見続けてきたせいで、心がかなり繊細に敏感になっているようです。

斎の歯形を見た見たは、彼の家庭の事情を知ることになりそうですが…果たしてどう展開していくのでしょうか…。