違国日記・第42話のネタバレと感想｜FEEL YOUNG　1月号

2021年12月8日発売の「FEEL YOUNG」1月号に掲載されている「違国日記」第42話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

カンカン照りの日差しと蝉がしきりに鳴いている早朝に、朝は槙生に見送られ部活へと向かいます。 電車を待っているとえみりから"「母親である美知子が夏休み中家に泊まりにおいで。」と言っている。"とメッセージが届き、朝はそれを了承しました。

部活では早々に詞の投票が始まり、結果は三森が1番多くの票を獲得することとなります。

"三森ばっかり不公平だ。"との声に、三森の彼氏が庇います。三森と同じ票数を獲得した朝も、部誌に載ることとなりました。

家に帰り朝を迎えたのは信吾と槙生です。

朝が才能の話を槙生に振ると、そんなものはないと一蹴します。続けて朝がスランプの時に何を考えているか尋ねると、槙生は"誰からも愛されていないんだなって考えてる。"と答えました。朝が驚いていると、槙生は電話で席を離れてしまいます。

槙生にはファンもいるのに、なぜそんなことを考えるのか不思議に思う朝。信吾は"槙生はみんなから愛されることは難しい、と言っているんだと思う。"と答えます。

すると朝がいきなり話題を変え、槙生のどこが好きなのか信吾に尋ねました。突然尋ねられた信吾は驚いてしまいます。

"好きだとかそういうことより、嫌われたくない…。"と呟いた信吾。朝は、槙生が以前信吾と同じ言葉を言っていたことを思い出します。"槙生の側に置いてもらえることが嬉しい。"と言った信吾に、"でも見返りはないよね？"と聞き返す朝。

槙生から奪っているものが少なからずあると答えた信吾を、朝は理解できませんでした。

朝は"おやすみ。"と槙生に声をかけました。ウトウトする朝に、槙生は仕事をしながら静かに喋りかけます。

槙生は、"自分にとっては朝の明るさや、人の好意を一旦受け止めてから冷静に対処できる才能が羨ましい。"と朝に言いました。 寝ぼけ眼な朝は、"世の中は不平等だってこと？"と返します。 槙生は笑って"おやすみ。"と呟くのです。

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相変わらずすごいなぁ。と思うんです。 結構場面の切り替わりが激しい漫画だと思うんですけど、正直あんま違和感はないです。

それこそタイトルにある「日記」という言葉が効いていて日記だもんなぁ。って感覚で見ちゃうとさらに私からすると違和感がなくなるんです。

でもその中にはきちんとストーリーがあって、私達が生きている時間軸と同じ感じで物語が進んでいく、ほんとに独特の世界なんですよねぇ。

才能と不公平と贔屓

今日はこれがこの漫画の題材だったのかなぁ。と思います。1日考えて、聞いてみて、寝たらまた明日考えて。私達と同じ悩み方をして考え方をして、また同じようなことを考える日がこの漫画でもあるんだろうな。と思わせてくれる回でした。

間の取り方がうますぎるんよ！

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