鬼獄の夜・第172話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第172話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

右大臣を切りつけてその場から逃げた陰斗と紫蝶。
命を奪われたはずの右大臣は、なぜか口元に笑みを浮かべながら全ては自分の計画通りだと呟き絶命します。

陰斗と紫蝶は山の奥へと逃げ込みました。

追手の兵士たちは山のふもとの村人に協力を仰ぎますが、村人たちは怯えた様子で決して山に入ろうとはせず協力を拒みます。

彼らの話によれば、山奥の洞窟にはオハギ様という神の一族が住んでおり、山の奥に踏み入れば彼らの怒りを買うというのです。
オハギ様はすなわち、魑筮一族（すだまめどぎいちぞく）のことでした。

村人は、山奥に逃げ込んだ罪人たちはすでに死罪になったようなものだと呟きます。

その頃山の頂上付近の崖では、魑筮一族が下界の様子を見下ろしているのでした。

紫蝶と陰斗は裸足のまま山の奥へ奥へと逃げ込みます。
紫蝶はしきりに戻って2人で罪を償うべきだと訴えますが、陰斗は聞く耳を持ちません。

むしろ、絶対に紫蝶だけは守り抜くという意志をより一層高めていました。

紫蝶の頭の中では「なぜ右大臣が故意に陰斗をけしかけたのか」「そしてそれがなぜ右大臣の計画通りだったのか」という疑問が渦巻いています。

陰斗に殺されることが右大臣の計画。

そんな理解の及ばない右大臣の行動と考えに、紫蝶は不吉さを感じています。

すると何やら2人のまわりに、獣のような生き物が猛スピードで移動し取り囲んでくる様子が伺えます。

どうやら追われているというよりも、行く手を阻んでどこかに導いているかのような動きを見せる謎の生き物たち。

行きついた先にあったのは、洞窟でした。

陰斗はひとまず洞窟に身を潜めようとします。

しかしそこで紫蝶についに陣痛が！
すでに破水もしており、ここで産む他道はなくなってしまいます。

もとより恵まれた環境で産めないことを覚悟していた紫蝶は、"今ここで産むしかない！"と覚悟をきめ、お産のポーズを取りました。

自分だけは必ず腹の子を守る。
そう意志を固める紫蝶。

しかしそんな彼女の傍らに、突然"目だらけ"が現れます。

くるよーくるよー。

そう不気味な声を発する"目だらけ"。

陰斗は紫蝶を洞窟の奥へ押しやり、洞窟の入口に立ちはだかります。

自分は英雄と呼ばれた都の守護者、鬼殺しの司馬陰斗だ。
そう呟き刀を構える陰斗の目の前に現れたのは、5匹の巨大な悍ましい鬼たちでした……。

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とんでもない展開になってきました。 そして途中まで異常者っぽかった陰斗がものすごくカッコよく見えてしまいましたね！いや実際カッコよかった！果たして巨大な鬼5対に対して陰斗はどう立ち向かうつもりなのでしょうか。そして右大臣の謀略とは……？

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