アヤメくんののんびり肉食日誌・第95話のネタバレと感想｜FEEL YOUNG 2月号

「FEEL YOUNG 2月号」に掲載されている「アヤメくんののんびり肉食日誌」第95話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

"きっと僕はコントロールされているんだ。"そう突如言い始めたツッキー。

ツッキーは朝から晩まで大学という名の組織の中で、自由意志がないまま働いていることに当たり前の感情を抱いてしまっているというのです。 就職が決まった時や7、00万円の助成金が当たってキラキラしていた時のツッキーはもういません。

"助成金が欲しくても貰えなかったり大学に就職できない人もいる!"と蓑田は主張しますが、ツッキーの今月の給料は彼女へのプレゼントとゲームの課金に消えてしまったようです。 蓑田は返す言葉もありませんでした。

ツッキーは、お花カフェをオープンしたかおりの元にプレゼントを届けにやってきました。 そのプレゼントも店員が勧めてくれたもので、ツッキーの意志はそこにありません。

水槽に飾られた改良メダカを見ながら、"お前たちもコントロールされているんだな…。"と呟くツッキー……。 かおりがケーキをツッキーに食べさせようとすると、そこへパティシエの伊藤牛光がやって来ました。

どうやら牛光はSNSでかおりの店の写真が掲載されて、バズっていることを報告しに来たようです。 ラブラブな2人の時間を邪魔され、無表情でケーキを頬張るツッキー。 しかしかおりから牛光が紹介されると、ツッキーは牛光と仲良く握手しました。

牛光は"男なのに可愛いケーキを作る自分の才能を、かおりが認めてくれた。"と頬を染め、それに対しかおりは"牛光がその才能を諦めなくて感謝している。"と返します。

2人の様子を見ていたツッキーは、何かに気づいて固まってしまいました。 そしてかおりがいない隙にツッキーは、"俺の女に手を出すなよ。"と牛光に牽制し始めたのです。 牛光は困惑しつつも、牽制してくるツッキーを可愛いと思ってしまうのでした……。

次の日からツッキーの様子が変わりました。 牛光の過去をSNSで洗いざらい探すものの、彼は本当にいい人らしく悪い情報が全く出てきません。

発狂して家に帰り、仕事をテキパキとこなすツッキー。 朝起きるとかおりから"今日も一日頑張ろう！"とメッセージが入っており、ツッキーは微笑みます。

夜、かおりのお店でメダカについてかおりとツッキーが話しています。 店に置いているめだかが、1匹だけ体が小さくて他のメダカから虐められていることを知るツッキー。 ツッキーは目を見開き、メダカと同じ境遇だった自分が重なったためメダカを引き取ることにしました。

メダカに餌をやるツッキーは、自然界を再現した金魚鉢を見て自分はこの小さな世界をコントロールしていると感じるようになります。 そう、ツッキーは自分の世界をコントロールできる神となったのです。

しかし唯一コントロールしたい人を操ることができないツッキー。

彼は今日もかおりが心配で、彼女の営むカフェを草むらからそっと見守っています。

その状況を唯一気付いてる牛光は、かおりが"ツッキーから睡眠時間や歩数など、全て共有できる時計を買って貰った。"と嬉しそうに報告している事実に怯えていました。

彼はかおりを束縛しようとしているツッキーに、恐れを抱くのでした……。

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ツッキーがこの漫画の登場人物の中で1番やべーやつなのがほんとに面白い。 最近ツッキー出てきててもポイントで毒吐くだけだったからなぁ。メイン回になると深いテーマ持ってきた上によくわかんない謎な面白さと爪痕残していくんだよなぁ～(笑)

かおりが不憫だ。と思ったけど、気付いていないということは1番今の状況で不憫なのは間違いなく伊藤だわ。あのツッキーに目を付けらたらめんどくさいしかない！！！

今回の題材はコントロールでしたね（普段題材もなんもないけど）

ツッキーは歯車になることが嫌なんじゃなくて、いつでも自分がコントロールできる側に回れるんだよ。ってことが言いたかったんかな？

それでも僕が勝てないのはかおりさん。だからこそコントロールしたい！っていやブラックすぎ(笑)

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