オークの樹の下・第58話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第58話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

回復魔法の練習の実験台

ルースは、マクシーの回復魔法の練習を、レムドラゴン騎士団で試してみることにしました。しかし、騎士たちはどういうわけかマクシーたちに非協力的です。

変にマクシーと関わってリフタンの怒りを買いたくないのか、そもそも魔法そのものが嫌いなのか、その理由は定かではありませんが、異様にマクシーの練習台になることを拒む騎士たち。

中でもウスリンという名の騎士は、マクシーの吃音を指摘し、そんな喋り方で呪文をきちんと唱えられるのかと睨みつけてきます。マクシーを馬鹿にしているというよりも、マクシーが魔法を使うこと自体に、強い怒りを覚えているようにも見えます。

負けじとマクシーが言い返そうとした、その時！騎士たちが最も恐れている相手がその場に現れて……。

騎士ウスリンについて

ウスリンはレムドラゴン騎士団の中でも、おそらくリフタンの右腕的なポジションの騎士です。何かとリフタンに対して意見するシーンをよく見かけるので、騎士団の中でもそれなりに発言力があるポジションであることは間違いありません。そんなウスリンはどういうわけか、マクシーのことをひどく毛嫌いしています。

マクシーの出自が気に入らない？

おそらくウスリンは、マクシーがクロイソ公爵家の娘であることを意識しているのでしょう。詳細は明らかになっていませんが、リフタン率いるレムドラゴン騎士団は、クロイソ公爵のせいでかなり苦労を強いられた過去があるようなのです。いわば宿敵とも言える男の娘が、マクシーという訳なのでした。リフタンの妻として迎え入れられていることも、ウスリンにとっては不本意だった可能性があります。

そもそもリフタンとマクシーの結婚すら不本意だった

そもそもリフタンとマクシーの結婚は、マクシーを体よく始末したいクロイソ公爵が、強引な方法で推し進めた政略結婚でした。その時にリフタンに物申していたのも、確かウスリンだった気がします。ウスリンは王に忠実な騎士です。そのため、王を蔑ろにしがちなリフタンにも、その王を手の内で操ろうとしているクロイソ公爵家も、どちらにも不満を抱いているのかもしれません。

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ウスリンのマクシーの毛嫌いぶりは異様です。ウスリンのマクシーに対する発言には、怒りや憎しみといった感情が読み取れます。

クロイソ公爵に対して相当恨みがあるのだと考えられますが、そのあたりの詳細はまだ明らかになっていません。もしかしたらリフタンは、マクシーを嫁にもらう際に、相当不利な条件をクロイソ公爵から突き付けられていたのかもしれませんね。