【最新話更新】「太陽よりも眩しい星」の全話ネタバレと感想まとめ ｜ 最終回まで・別冊マーガレット

別冊マーガレットに掲載されている「太陽より眩しい星」のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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どれだけ相思相愛でも不安は拭えない

「神城の彼女」として知名度が上がってしまった朔英。
しかし、学園の王子様的ポジションの神城の彼女が、

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2年生になったさえと神城たちは、なんと同じクラスになる。鮎川や翡翠も一緒で順風満帆な2年生を過ごすかと思ったが、どうやら他の女子たちが神城のことが気になってる様子で―――。

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さえと神城のバレンタインデーは成功し、お礼を伝えるメッセージに喜ぶさえ。 神城はホワイトデーのお返しもしたいと、さえに予定を開けておくようにと伝え、神城とさえは順調に互いの距離を縮めていく。

しかし、翠と鮎川には問題が発生した模様で――――？

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放課後、ついに初めてのキスを交わした神城とさえだが、その瞬間を目撃した子がいた模様。 翌日には校内でそのことが噂になってしまう。

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神城とさえはクリスマスデート中、カフェに立ち寄りお互いにプレゼントを交換する。

幸せな時間を過ごす2人だが、さえ"サッカー部は手を出すのが早い"という言葉を思い出し、反射的に神城を警戒してしまう......。

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ついに恋人同士になった神城と朔英。幼い頃からの恋心が実った2人は嬉しくて浮かれてしまい、その関係は早々にクラスメイトたちにも気付かれてしまいます。照れる神城に声を掛けたのは朔英に想いを寄せている鮎川。

将棋を指そう。そう誘った鮎川の言葉に神城は朔英と過ごした日々のことを思い出してーーー⁉

本当にここまで長かったですね。神城と朔英が想い合い始めたのは小学校で同じクラスになった時から。それから10年近くお互いに芽生えた恋心を枯れさせなかったのってすごいですよね。いくら小学校から高校まで同じ学校に通っていると言っても、進展しない関係にもやもやしてしまって、諦めてしまってもおかしくありません。なのに、神城も朔英もよそ見することなく、ただ一心に相手を想い続けてきた2人の純粋な思いはようやく形になりました。

そんな2人はもう恋が成就したら浮かれっぱなし。寝ても覚めても考えるのは出来たばかりの恋人のことばかりで、見ているこっちが幸せになってしまいました。こんなに高校生カップルって初々しいんですね。ときめき×青春でもう爆発してしまいそうです。このまま2人の幸せなラブラブ生活を見られると思うとそれもまた幸せですね！

神城と朔英が結ばれたのは本当に嬉しいですが、辛いのは鮎川ですよね。高校から一緒になったとは言え、鮎川は朔英に想いを寄せていました。そしてその思いを相談した相手は他でもない神城です。その時、神城は鮎川に朔英のことをただの友達だと言っていました。だから、鮎川は朔英と距離を縮めようと頑張っていたのに、この状況は辛いと思います。ひどく言うなら裏切られたような感覚でしょうか。

そんな鮎川はただ感情任せに怒るのではなく、神城を呼び出し、将棋に誘いました。本当に鮎川は大人ですね。普通なら怒ってもいいところなのに、静かに声を掛けられるのは大人顔負けです。たぶん将棋に誘ったのはただの口実。部室なら静かに話せるからというのが本音でしょう。そんな鮎川にいつから朔英のことが好きだったのかと聞かれて、神城が思い出したのは小学生の時の事。なにかと朔英は神城を助けてくれました。同じクラスの優しい女の子、そんな朔英に神城が想いを寄せ始めた時期が次回で明らかになりそうです！

もう神城と朔英が可愛すぎます。一緒に登下校するだけでこんなに高校生ってときめけるものなんでしょうか？久しぶりの感覚過ぎて読みながら胸がどきどきしてしまいました。そんな2人の想いがどうやら次回から描かれる感じです！これからがまだまだ楽しみですね！

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好きだよ。
追いかけてきた神城にそう言われた朔英も想いを伝えます。晴れて両思いになった2人ですが、まだまだ文化祭の途中。係の仕事に神城が戻ってしまい、朔英は1人呆然としていました。 そんな朔英の姿に神城に振られたんじゃないかという噂が流れ始めます。

しかし、後夜祭の花火の下、約束通り朔英を連れ出した神城は想いをもう一度口にしてーーー!?

ついに、ついに朔英と神城の想いが通じ合いました！ ここまで本当に長かったですね。小学校からなので10年越しの恋心です。当時からずっと両思いなのに本当によくここまで2人ともその想いを大事に温め続けてくれましたね。どちらかが、想うのに疲れていたらきっとこんな未来は訪れませんでした。

そんな長い長い片思いがようやく終わりを迎えたのは体育倉庫。ですが、あまりにも長い片思い過ぎて、神城と両想いになった朔英はその事実を飲み込むのに時間がかかってしまいました。理解するまでぼーっとしている朔英を見た友人たちがてっきり神城に振られたと勘違いしてしまうほど、その騒ぎに気付かないほど神城のことで頭がいっぱいになっていた朔英。 これから恋人同士の2人が見られるのが楽しみですね！

たしかに2人が両想いだと確認したのは体育倉庫でのことですが、付き合ってくださいと神城が口にしたのは約束の花火の下です。盛り上がった文化祭の後、生徒たちだけが集まる騒がしい後夜祭の夜を彩る花火。しかも、一緒に花火を見た2人は幸せになるというジンクスまで付いています。 そんな花火を見上げる生徒たちの中から神城がわざわざ朔英を連れ出した時は思わずきゅんとしちゃいました。周りは朔英が振られたと思っていましたから、2人を見ていた友達たちにとっても嬉しいサプライズでしたね！

そして、なにより神城の従姉、昴はずっと気になる存在でしたが、今回ついに味方だったとわかってよかったです。なんだか意味深に近付くその姿は朔英のライバルかと警戒してしまいましたが、実は従弟思いの優しいお姉ちゃんでした。これからは朔英も入れて3人で仲良く過ごしてほしいですね！

ついに朔英と神城が両想いになりました！そして、花火の下でカップルになった2人！ ここまでもうずっとドキドキしていましたね。小学校からの片思いがようやく実った2人。これからどんな恋愛模様を描くのでしょうか？そして、2人はどんなデートに行くのでしょう。もうこれからが全部楽しみですね！

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小学生の頃から神城が好きだった朔英は、文化祭の後に行われる後夜祭で告白することを決意。受付にやってきた神城を見た朔英は息を呑みました。なんと神城は朔英と同じく、後夜祭で好きな人に告白すると言い出したからです。

私が好きだからきっと大丈夫。 と告白に似た応援の言葉を残した朔英は、跳ねるようにその場から逃げ出しました。振られることは覚悟していたものの、胸が痛み、涙が溢れる朔英は、それを誤魔化しながら走りました。

その後を追うのは他でもない神城でーーー⁉

文化祭の後に行われる後夜祭で告白をすることを決めた朔英。そのシーンを前に、朔英が今まで神城に想い続けてきた思い出が描かれます。2人の出会いは小学生の時でした。その時から体の大きかった朔英は、神城が好きでも口には出せませんでした。それでも、神城の優しい言葉や、他の友人たちとは違い自分のことをからかわない姿に、朔英はずっと想いを寄せていました。

そんな神城が注目されるようになったのは、中学生の時でした。その時も朔英は、神城を遠くから見ることしかしていませんでした。気付けば、呼び方が名前から名字に変わり、距離を感じるようになりました。距離が縮まったのは、高校でクラスが同じになった時です。

そう思うと、朔英が神城に想いを寄せているのは10年近くにわたっています。実は神城も、同じように小学生の時から朔英に想いを寄せていたのですが、お互いにそれを知っているわけではありません。2人がそれを知った時にどうなるのか、楽しみですね。

後夜祭で告白をすると成就する。なんていうジンクスを聞くまで、朔英は告白するつもりなんて一切ありませんでした。恋愛経験も少ないし、他の女子から人気のある神城に告白しても無駄だと思っていたからです。それでも小学生の時からの想いを伝えようと決意して、その場を後夜祭に選んだ朔英。

一方、神城も朔英と同じように朔英に想いを寄せていましたが、朔英が自分のことを好きだと思えず、今まで想いを伝えられなかったのです。そんな神城は後夜祭で掛ける音楽のリクエストで、朔英がリクエストした曲が、前に神城が好きだと話した曲だったからです。 自分が好きな曲をリクエストしてくれるなんて、期待しちゃいますよね。だから、神城は勇気を出して告白することを告げました。

たぶん、告白をするつもりだと朔英に話したのはその様子を伺うためと後夜祭に誘うためです。しかし、その言葉を自分以外の人に神城が告白すると勘違いしてしまった朔英。 すごく辛かったと思いますが、それでも神城の背中を押そうとする朔英はさすがですね。

本当は想い合っている2人。思わず漏れてしまった朔英の告白に神城はその背を追って、想いを伝えました。これからどうなるんでしょうか？

ついに朔英と神城が想いを伝えあいました！思わぬ形になってしまいましたが、これから2人はどうなるのでしょうか？小学生の頃からお互いが好きだった朔英と神城。ほとんど恋愛経験のない2人はこれから手探りで色々進めていくことになりそうですよね。もうときめきが溢れすぎて止まりません。早く続きが読みたいです！

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一緒に受付をしようと光輝に誘われた朔英は、友達に頼んで受付の担当を変えてもらいます。たった30分の2人だけの時間。何を話そうかと楽しみにする朔英。そんな朔英を見ている光輝は、ふと鮎川との距離が近いことに気がついてしまいます。

思わず従姉妹の昴に弱音を吐いた光輝。ですが、顔色の悪かった 昴は、突然倒れてしまいます。とっさに抱き上げた光輝が保健室に急ぐ姿、それを朔英は見てしまって–––––!?

元々体が大きいことがコンプレックスな朔英は、恋愛に対してあまり過敏ではありません。だから、光輝から向けられる好意も、鮎川の気持ちにも気付いていないわけですが、それにしてもいまの光輝の立場は辛すぎますよね。

小学生の時から朔英が好きな光輝は自分なんて見てもらえていないと思い込んで、それでも諦められていません。そこに現れた、ちょっと朔英と中の良さそうな鮎川なんて見たら、勘違いしてしまいますよね。完全にすれ違いをしている両片思いの2人。このままで大丈夫でしょうか!?

これまでずっと、光輝や朔英に対して曖昧で思わせぶりな態度を取ってきた昴。美人で小柄で人気者で、誰から見ても憧れの存在です。ここまで読みながら実は昴も光輝が好きなんじゃ？と思っていましたが、朔英のことで悩む光輝を叱りつけた態度からなんだかそれも違うような気がしてきました。

たぶん、元々光輝のことは好きだったんだと思います。でも、今はそうでもなくて、ただ好きだったからこそかっこよくいて欲しいと望むようなそんな感じじゃないですか？好きは好きだけど恋愛のものではなくて、もっと情に近い好き。光輝に幸せになって欲しいと望んでいるような気がします。

もう今回はどっきどきです！朔英は光輝と一緒の受付が楽しみだし、光輝は朔英が他の人に好意を持っていると思っているし、鮎川は相変わらず朔英にアピールするし。しかも昴が倒れて光輝がお姫様抱っこ！もう来月までま続きを待っていられませんね！

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ついに学園祭直前、学校内は準備で騒がしくなります。そんな中、朔英が目で追ってしまうのはもちろん神城。何かと友人たちから呼ばれてしまう神城ですが、荷物を持っているときなど声を掛けてくれる姿に朔英は目が離せません。後夜祭に誘いたい、と思いながらもなかなか言い出せない朔英。

ですが、今までの朔英とは違います。演劇で主役をするという昴の姿に落ち込んでしまうこともなく、朔英は率先して神城と関わろうとしました。そんな努力も報われて、朔英は神城から一緒に受付をやりたいと誘われます。
そんな神城の誘いに、頷いた朔英。実は以前神城と話していた曲を、後夜祭にリクエストしていて–––––⁉

朔英、本当に強くなりましたね！最初は神城を好きというだけで、満足しているようでした。 想うだけ、見ているだけで幸せだと言い聞かせていた朔英。 ですが、少しずつ神城との距離が近くなって、少しずつ神城と一緒にいたいと思うようになって、朔英は変わりました。

他の子よりも大きな体も、力持ちなところも、嫌いだったコンプレックスを受け入れて、神城が好きという想いと向き合おうとしています。こういうときの女の子って一番かわいくなるときですよね！神城を好きな気持ちが朔英を強く変えていきます！

今回の展開を見て、後夜祭がより楽しみになりました。まだ神城は朔英の好きな人が自分ではないと思っているようですが、後夜祭を一緒に過ごせば、きっと気付きますよね。

ただ、ちょっと気になるのは神城の従姉、昴の存在です。思わせぶりな態度を取る昴ですが、本当に神城のことが好きなのでしょうか？それともただ従姉としてからかっているだけ？ その真意はまだ明らかになっていませんが、後夜祭という大イベントできっと明らかになると思います！神城と朔英のことも含めて、後夜祭には期待が高まりますね！

最初から比べると本当に朔英は強くなりましたね！特に今回はそんな朔英の一面を見られたと思います。恋することに怯えていた頃とは比べ物になりません。だからきっと神城も朔英のことを気にするようになったんだと思います！ピュアな2人の恋愛模様、これからも目が離せませんね！

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神城の従姉、昴との差に悩む朔英。小柄な昴は、朔英とは正反対。それに従姉のせいか、容姿もよく似ていて神城と昴の距離が近いのも気になります。2人の間に入れなくて戸惑う朔英を気遣って、その都度神城が声をかけてくれました。そんな優しい神城の心遣いに、朔英の胸は暖かくなるばかりです。

そうして着々と進む文化祭の準備。バタバタと忙しい中、突然実行委員の井沢は突然翠を、後夜祭に誘いました。もちろん、そんなつもりのない翠はその申し出を断ります。それを苦にしたのか、準備を放り出して、姿を消してしまった井沢。井沢を探そうとなったその時、神城が後夜祭の本当の意味を知ってしまい–––––⁉

以前、神城に告白すると決意した朔英が告白の場として選んだのが文化祭の後夜祭です。朔英達の学校では文化祭の後夜祭と言えば告白イベントとして有名。ですが、神城はそれを知らない様子でした。 だから、朔英も呼び出すときに変な雰囲気にならずに緊張しなくて済むと思っていたのですが、今回の事件でバレてしまいました。これでは朔英が神城を呼び出した時、神城に告白することがバレてしまいます。でも、正直、神城が朔英のことを好きなのはもうわかりきっているので、もしかしたら神城から朔英を誘うなんてこともあるのではないでしょうか？

登場した時から強敵だと思っていた昴はやはり厄介な存在でしたね。しかも、神城に気があるのかさえ、正直わかりません。 単純に従弟の神城への朔英の好意に気が付いていて、からかっているだけなのか、それとも本当に従弟の神城に好意を寄せているのか。朔英は昴が神城のことを好きだと思っているようですが、なんとなく見ている限りではそれだけではない気がするんですよね。 もしかしたら昔は神城のことが好きで、今はそんなことはないものの、ただ神城が取られてしまうような気がして意地悪をしている。そんな風に見えてしまいます。

もう続きが気になって仕方がありませんね！来月まで待つのが辛過ぎる展開です。ようやく神城に告白することを朔英が決意したというのに、トラブル続き。昴の存在も気になりますし、後夜祭の意味を知ってしまった神城の反応も気になります！続きはどうなるのでしょうか？

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ついに神城へ告白することを決めた朔英。その舞台に選んだのは、学校の告白イベントとして教師たちも知っている文化祭の後夜祭です。近付く文化祭に胸が跳ねる朔英。そんな朔英の前に現れたのは、神城に笑いかける彼の従姉、昴で–––––⁉

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約束した通り、映画にやってきた神城と朔英。朝一の回に急いで来たせいか、席はいっぱいです。朔英がエレベーターに乗った時に重量オーバーを知らせる音がしても笑わなかったり、後ろに子供がいるからと背を屈めたり、神城の優しくて良いところばかり見てしまい、朔英は目が離せません。

映画が終わると、2人は食事に行くことになりました。
神城から食事に誘ってもらってまだ一緒に居られると分かると、思わず朔英は喜びます。目の前に座った神城は朔英のことをじっと見ていて、美味しそうに食べる朔英に笑みを向けていました。2人で過ごす幸せな時間。

同じ皿をシェアして食べているとき、朔英たちの中学時代の友達が偶然声を掛けてきました。元々神城と仲の良かった彼らは、もちろん同じ席に座ろうとしてきます。ですが神城はきっぱりとそれを断りました。

そんな神城を見ながら朔英が思い出すのは、神城と出会ってからのこと。 小学生の頃は仲が良く、お互いの家に遊びに行ったり、遠足や給食など思い出はたくさんあります。しかし思春期を迎える中学生の時は男女でグループが分かれてしまい、距離が出来てしまいました。

思い出す限りの懐かしい話をしていると、神城が両手を広げて見せました。"今年で出会ってから10年目だ"と笑う神城。朔英はこの一日で、中学の間のぽっかり空いた3年間が埋まったような気がしました。

その日の帰り、神城のいないタイミングで朔英が道を聞かれます。戻ってきた神城はその光景を見ると慌てて、"俺の連れです。"と朔英の前に出ました。しかしナンパだと勘違いしていたことに気が付き、神城は恥ずかしそうに顔を赤くします。そんな神城に朔英は、ときめいてしまいそうになりました。

"俺のこと、男として見て欲しい。"
その神城の言葉の意味をどうしても良い方向へと考えてしまう朔英は、勇気を出してまた映画を見に来ようと約束します。朔英の誘いに嬉しそうに笑う神城、その一方翠たちはある企みを考えていて––––––⁉

なんとときめきに溢れる内容なのでしょうか！このお話は相変わらず毎回ときめきをくれますね！
自分のことなんか好きじゃないと言い聞かせながら神城に好意を寄せる朔英がいつ神城からの好意を自覚するのか楽しみでしたが、今回は神城からぐいっと行きましたね。これで2人の距離はもっとぎゅーっと近付くはずです。あとは朔英の想いが神城に伝わるのを待つだけ、早く付き合わないかなぁ！

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光輝と映画を見に行くことが決まってから、朔英は浮かれていました。部活をしていても、授業を受けていても考えるのは光輝とのこと。友人たちからそれってデートじゃんとからかわれながら、朔英は指折りその日が来るのを待っていました。

そんなある日、部活中にボールが教室に入ってしまいます。探しに入った校舎で、部員数1人の囲碁将棋部の鮎川がボールを持って出てきました。成り行きで2人で将棋をすることになった鮎川と朔英。

真剣に将棋盤と向き合う2人の空間に響くのは、駒を打つ音だけ。そんな静かな空間を鮎川は心地よく思っていました。そのことを鮎川が口にすると朔英は、"自分は恋愛対象外になりやすい。"と恥ずかしそうに笑います。

"恋愛の好きと友達の好きは分けて考えなくていいんじゃないかな？"
鮎川の言葉が、ずっと光輝のことをあこがれの目で見ていた朔英の胸にすとんと落ちました。

＝＝＝

翌日、購買で朔英は光輝の従姉と顔を合わせます。 以前保健室で会った朔英のことを覚えていた従姉は彼女に話しかけると、"光輝って子供っぽいでしょ。"と笑いました。彼女の口から出てくるのは、小さい頃から知らないとわからない光輝の話。

思わず朔英は"光輝くんは子供っぽくないです。"と反論してしまいます。まるで光輝のことを馬鹿にするような、自分の光輝への想いを踏みにじるような言葉に腹が立ちました。ばっと頭を下げた朔英は、急いで教室に戻ります。

＝＝＝

それでも日々は過ぎ去り、ついに光輝と映画に行く日がやってきました。少ない私服からおしゃれな服を選んだ朔英が駅に行くと、すでに光輝がいます。待ち合わせの15分も前なのに、やってきた2人は顔を見合わせて笑うと電車に乗り込みました。

社内の座席は満席ですが、立っている人がちらほらいるくらいの車内で並んで立ちます。つり革を握る2人を載せて走る電車がガタンと揺れたその時

思ったよりも激しい揺れのせいで、光輝と朔英の顔がすぐそこまで近づきました。

すぐに顔をそらした光輝。
ですが、その横顔は耳まで真っ赤で–––––––！？

甘酸っぱい！非常に甘酸っぱい展開になりました！
光輝も朔英もあまり恋愛が得意なほうではありません。そんな2人の初デートは見ているだけで胸が高鳴りますね！早速キスしてしまいそうなほど顔が近付いた2人。今回のデートで距離は一気に縮まるのでしょうか？
あと光輝の従姉ちょっとうざいですよね。こういう身内の存在って、本当に良い人なら強い味方ですが、ヤキモチを焼いてくるような人なら強力なライバルです。光輝の従姉はどっちなのでしょうか？

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英語フェスティバルも終わり、そのあといろいろありましたが朔英と光輝は約束通り映画を見に行くことになりました。光輝が好きな映画のシリーズということもあり、朔英は自分の部屋で今までのシリーズを見ています。

画面の中の主人公は幼馴染の女の子にずっと片思いをしていました。それを見ている朔英は“この子性格悪いな”なんて女の子のことを見ていると保健室で会った光輝の従姉を思い出しました。”もしかしたら、こういう子が好きなのかな”

光輝の従姉の名前は神城昴。適当に受けた試験を合格したり、ストレス発散に描いた絵が入賞したりとオールマイティになんでもそつなくこなせる天才です。前に光輝が言っていた “太陽よりも眩しい人”とは彼女じゃないのかと朔英は頭を抱えました。

===

次の日曜日、英語フェスティバルの打ち上げとして焼き肉が行われることになりました。翠や香川もおり、朔英ももちろん参加しています。光輝は部活の関係で遅れてくる予定です。朔英はみんなが楽しんでいる姿を遠巻きに見守ることにしました。

隣には同じように中心で騒ぐよりも見守っている派の鮎川がいます。そんな2人をクラスメイトたちはからかいますが、鮎川はまんざらでもなさそうです。しかし、そこに光輝が合流しました。

光輝が参加したことでわっと明るくなるみんな。そんな彼らを見ているとそれぞれの挨拶の時間になり、朔英と鮎川が担当したプロンプターの番になると鮎川がアイコンタクトを朔英に送りました。それに反応する朔英をクラスメイトたちはまたからかいます。

“そういうの慣れてないから、困るよ。やめて”

朔英は勇気を出してはっきりと自分の気持ちを伝えました。そのあとは無事に打ち上げも終わり、クラスメイトたちは次々に帰っていきます。その中で最寄り駅まで15分。電車の中で2人っきりになった朔英と光輝はいろんな話をします。

今度見に行く映画の話や光輝の従姉の話。“あいつすっげぇ意地悪だから”と話す光輝に朔英が胸を撫で下ろします。そのとき光輝は鮎川と話している朔英のことを思い出して “みんなで映画行った方がよかった？”と首を傾げました。

突然の質問に朔英は “2人がいいよ” と素直に答えます。 それから2人は電車の中で誰にも邪魔されない時間を楽しみました。 “神城と話すと心がキラキラするな”、朔英は次のデートで告白することを心に決めながら光輝の笑顔を見つめていました。

と、ときめきに溢れたお話でした！ 高校生のときの恋愛ってなんであんなに素敵に見えるんでしょう！ぜひ青春を感じたい方には読んでいただきたいです。特に鮎川と仲良くしていた朔英を思い出した時の光輝の顔！すごく不安そうな、でも朔英を信じているような素晴らしい表情でした。 見ているこっちがどぎまぎしてしまうような2人の恋愛。次のデートで先に進むことはできるのでしょうか？ 続きも目が離せません！

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部活の後、英語フェスティバルの練習をするために、光輝は朔英の待つ公園へとやってきました。降り出した雨に東屋へ避難し、2人はお互いにタオルを差し出します。すると2人の手がぶつかり、タオルが落ちてしまいました。今度はお互いにそれを拾おうとして、2人の頭がぶつかってしまいます。

光輝は朔英に“もう子供じゃない”と言って頬を膨らませます。小学生の頃から知っているせいか、どうしても朔英に甘やかされているような気がする光輝。しかし朔英は、光輝のことを子供だと思って見ているつもりはありません。

光輝は、朔英が好きそうなおかしを突然渡してきます。"光輝のほうが、自分を子ども扱いをしてる。"少し不満に思いながら食べたおかしは自分好みで、朔英は目を輝かせます。そんな朔英を見ながら嬉しそうに笑う光輝。

先ほどの気まずさはどこへやら。おかしを食べて笑い合った2人は、さっそく劇の練習を始めます。 暗唱しているセリフをたどたどしく読み上げる光輝。セリフを思い出すことができると嬉しそうに笑う光輝に、朔英は胸が熱くなります。小学生の時、体の大きな朔英も光輝も木の役ばかりでした。慣れない主役に戸惑いながら練習をする光輝は、"映画は字幕派だし、英語が嫌いなわけじゃないんだけど。"と笑います。

小学生の頃から、今まで一度も伝えたことのない想い。朔英は初めて勇気を出して、新作の映画を見に行こうと光輝を誘いました。断られるかもしれないと不安そうな朔英に対して、光輝は、" 行こう！ "と目を輝かせて嬉しそうに笑います。見に行く約束は夏休み。まずは英語フェスティバルです。

英語フェスティバル当日–––––––––。

練習の甲斐もあって、英語フェスティバルは大盛況です。光輝の雄姿を岩の影に隠れて見守る朔英は、最前列の男子生徒が翠のスカートの中を盗撮しようとしているのに気が付きました。とっさに朔英は壇上から飛び降り、その前に立ちふさがります。 一瞬騒然とした会場ですが、光輝が差し出した手を取って朔英が壇上に戻ったことで盗撮のことは公にならず、無事に劇は終了しました。

劇が終わった後、盗撮しようとしていた男子生徒達の話をたまたま耳にした光輝。光輝は男子生徒に詰め寄ります……。

一方劇中の朔英の行動は自分を守るためのものだったと知った翠は、朔英にお礼を言いに行きます。翠は続けて光輝と盗撮していた男子生徒が殴り合いになり、光輝が保健室にいることを告げました。

その話を聞いた朔英が保健室に駆け付けると、怪我をした光輝が教師たちに怒られていました。事情を説明しようとする朔英の横から、1人の女子生徒が口を挟みます。 それは光輝の従姉だという3年の女子でした。彼女から事情を聞いた教師は、それならいいと保健室を出ていきました。

喧嘩っ早いなぁと笑う彼女の横顔を見て光輝の" 手の届かない人だから。"という言葉を思い出した朔英。朔英はこれ以上2人を見ていられなくて保健室を出ようとすると、光輝が映画の予定を立てようと声を掛けてきました。

頷いて去っていく朔英。 光輝の従姉は、朔英が去っていったドアを意味深な目で見つめていました……。

幼い頃からの恋愛が実りそうですね！光輝も朔英を頼りにしていて、結構うまく行きそうですけど……。やっぱり朔英は奥手です。他の女の子よりも体の大きな朔英。光輝の隣にいれば普通の女だからそんなに気にする必要はないと思うのですが、本人は気になっちゃうみたいですね。 もどかしい関係の光輝と朔英の元に現れた従姉という女子生徒。いやぁな予感……。

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クラスでやることになった英語フェスティバル。お世辞にもうまいとは言えない神城の英語を朔英は必死にフォローしようと思うものの空回り。頑張る神城を応援する朔英。そんな時、2人で練習しようと神城に誘われて――――！？

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2話の感想は準備中です。

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