レプリカ 元妻の復讐・第104話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「レプリカ 元妻の復讐」第104話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

すみれの味方が終結！

伊藤すみれの正体に気づいた金城は、すみれに脅しをかけて慰謝料をふんだくろうとしました。おまけに金城は、すみれに身体の関係まで要求してきました！

腹いせにすみれを抱こうとしているかと思われた金城でしたが、実は彼の真の目的は、すみれの恥ずかしい映像をとって世間に公開することでした。自分がそうされたように、すみれを社会的に抹殺してやろうと金城は考えていたのです。

このままいけば、すみれは金城の言いなりになるしかありません。しかしこの状況で、金城を裏切る人物が現れ、事態が一変！

思わぬ裏切者が現れたおかげで、すみれの味方である桐谷と芝田は、すみれが窮地に立たされていることを知ります。

また、かつての協力者である桜子や田森も加わって、すみれを救うために秘密裏で大がかりな作戦が遂行されることになり……。

金城側の裏切者

もともと味方の少ない金城なので、読者の皆さんは誰が裏切り者なのかすぐにわかってしまったことでしょう。金城を裏切ったのは、これまですみれの身辺調査を依頼されてきた金城の元部下である橘でした。果たして橘はここにきてなぜ金城を裏切ることにしたのでしょうか？

不倫を反省しない金城に違和感

橘の気が変わったきっかけになったのは、金城がすみれの裸を世間に後悔すると発言したためでした。金城が自分たちの不倫を暴かれた逆恨みで仕返しをしようとしていることに加えて、不倫そのものを全く反省していない金城に、もうついていけないと橘は考えたようです。

そもそもなぜ橘は金城に協力していたのか

金城や花梨と比べると、かなりまともな感性をしている橘。そんな彼がなぜ、これまで金城に協力をしていたのでしょうか？金城は橘にとって、勤め先の元上司ではありますが、不倫のせいで彼が失脚した今は、律儀に命令を聞かなければいけない相手ではありません。実は、橘は、金城が復権することによって、社内での自分の立場が回復すると考えていたようなのです。

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要するに橘は、新体制の会社では肩身が狭く、金城が復権することによって自分の社会的立場も回復させようと企んでいたのです。人の良さそうな橘ですが、きっちり自分に対するメリットとデメリットを考えて行動しているちゃっかり者のようでした。

もともとは不倫をリークされた橘を不憫に思い、また自分のメリットにもなるという打算もあって金城に手を貸していたのでしょうが、金城が伊藤すみれに対してえげつない仕返しを企てていることを知り、足がすくんでしまったといったところでしょう。