【最新話更新】夏目友人帳・第118話のあらすじ（ネタバレあり）と感想まとめ｜LALA

「LALA」に掲載されている「夏目友人帳」のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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紅子から夏目に譲られた何首会の招待状。それを手に夏目は偶然出会ったクララと共に会場の旧中冨邸に向かいます。行われているのは古物展示会を装ったオークション。参加者の中には 妖払いに関する人たちの姿も多くありました。

そんな会場で偶然出くわした田沼の口からなんと、黒峰美彩の名前が出て―――⁉

如月邸に引き続き、今度の舞台もまた雰囲気たっぷりの西洋館、旧中冨邸です。紅子からもらった招待状にはそこで古物に関する展示会が行われるとありました。しかし、そこに入った夏目はすぐに違和感に気付きます。古物を見て楽しむとか、古物に興味があるという雰囲気は来場者から感じられません。どちらかというと感じるのは祓い屋の会合によく似た感覚。私たちにはわかりませんが、なんか見ている感じ、不気味な雰囲気が漂っているのだけは感じました。

そんな祓い屋家業に関わるひとったちばかり集まるオークションで取引されるのはもちろん曰く付きの品ばかり。もうこれだけでもかなり怪しい感じぷんぷんですね。その様子に夏目は早く帰ろうとしましたが、発生してしまった盗難事件。これで簡単に帰ることはできなくなりました。出品者も落札者もわからないように、従業員まで匿名を尊重する異様なオークション。このまま大人しく終わるわけがありませんよね。

ただ不安なのは不気味なオークションや正体不明の参加者だけではありません。会場である旧中冨邸もまだまだ秘密が隠されていそうです。というのも、旧中冨邸には妖が存在していました。とはいっても、攻撃してきたり、なにか悪さをしようという感じはありません。ただそこにいるだけという感じで、妖を見たにゃんこ先生も石のようだと言っていました。ですが、気になるのは他の祓い屋たちの反応です。

オークションの会場にはそこまで多くないとはいえ、祓い屋の姿がちらほらやりました。そんな彼らは夏目が気付いた妖を見て、寒気を感じている様子。そして、オークションで稀少で攻撃力が高い呪具を手に入れて、祓い屋としてさらにパワーアップしようと企んでいる様子も見て取れます。 正体不明の不気味な妖がいる館、そこにいる祓い屋たちの姿。トラブルの大きさはかなりのものになりそうな予感ですね。

夏目大丈夫でしょうか？ただでさえ、危ない雰囲気ぷんぷんのオークションなのに黒峰美彩の名前まで出てしまいました。これでは前回の如月邸のようにはいきそうにありません。無事に終わることを祈りますが、そう簡単にはならないと思うと、心配でたまらないです。これからどうなるのでしょうか？

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祓い屋であり、妖の研究家としても著名だった箱崎の自宅で、壁に小さな穴を見つけた孫の紅子。穴の向こうに見える不可思議な気配に思わず夏目を頼りました。廊下を歩くだけで妖の気配を感じますが、決して悪い気配ではありません。

今日は箱崎の誕生日 楽し気なその雰囲気はまるで箱崎が居た頃の日のようでーーー

生前の箱崎は家族に妖が見える人がいなかったこともあり、たった1人で広い西洋館に暮らしていました。ですが、その生活は決して寂しいものではなく、たくさんの妖たちに囲まれた楽しいものです。しかし、それを孫の紅子は知りません。祖父が死去して、貴重なコレクションなどを求めてどこからか集まって来た祓い屋たちによって荒らされた祖父の自宅を見て、紅子はもしかしたら寂しさを感じたのかもしれません。

かつて、近寄ることさえ拒んでいた祖父の屋敷。持ち主を失い、ハイエナのような輩に荒らされたことで雑然とした屋敷は以前手放す話も出ていましたよね。しかし、紅子はその話を保留にして、どうやら定期的に掃除や空気の入れ替えに通っている様子です。 それはまるで、生前祖父に出来なかった孝行の時間を取り戻すように見えました。

紅子が見つけた小さな穴の向こうで、妖たちはあるごっこ遊びを楽しんでいました。それはまだ箱崎が生きていた時の誕生日の恒例行事。屋敷中にいる妖を集めて、箱崎が明ける箱はいつだって紅子が誕生日のお祝いにと贈ったプレゼントの箱です。 その蓋を開ける箱崎の姿は孫を溺愛しているおじいちゃんそのものでした。

穴を覗き込むという行為に、かつて祖父と万華鏡を覗き込んだ思い出が紅子の頭を過ったように、妖たちにもまた思い出というものがあるみたいですね。悲しい思い出というのはどうしても頭に残りがちですが、主のいなくなった屋敷で過ごす妖たちが楽しい思い出を振り返れているようでよかったです。 これからもきっと紅子は屋敷の掃除のために訪れることがあると思いますが、いつか妖たちと紅子が祖父の話で盛り上がる日が来ると良いなと思いました。

妖たちと箱崎の絆はやっぱり強かったんですね。それは夏目も同じだと思います。人よりもずっと長生きする妖。仲の良かった人間がいなくなった後、どう過ごしているのか気になっていましたが、楽しそうな様子で良かったですね。これから先もこのまま仲良く過ごして欲しいですが、全ての妖がそうだとは限りません。次に夏目の前に現れる妖はどんな妖なのでしょうか？

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名取家の秘密を知り、美弦を名取に祓わせたくないと望む夏目。しかしその思いとは裏腹に生涯を賭けて妖を戦うと決めて、名取は美弦に別れを告げました。
そんな彼と別れた夏目は先生と一緒に町竹まつりにやってきますが、遅れてやってきた田沼と合流したとき、一人の女性に助けを求められました。迷子になってしまったという女性と一緒に2人が向かったのは、森の奥にある西洋館。

実はこの館はオカルトクイーンと呼ばれる女優、如月一美の別荘です。そして今日はそんな彼女が現役時代に行っていたオカルト愛好家の集い<キサラギサロン>が数年ぶりに開催されるということもあり、招待されたオカルトマニアが集まっていました。
今夜キサラギサロンが開催されるのは、如月が<妖降ろしの箱>を手に入れたからです。

参加者たちからさらに夏目が詳細を聞こうとしたその時、現役時代の美しさをそのままにとどめた如月が現れました。結局人数不足だと言う参加者たちに誘われ、館に滞在することになってしまった夏目たち。彼らの前に現れたのが<八鳴箱>通称<妖降ろしの箱>です。

この箱は言わばこっくりさんのようなもので、儀式が成功すれば、箱の中に降りた八鳴様が質問に答えてくれるもの。早速参加者たちは電気を消すとろうそくに火を灯し、箱を中心に輪になって手を繋いで円になりました。そうして呪文を唱えながら儀式を始める夏目達。

その時、一閃。雷が轟き、その衝撃で蠟燭が消えてしまい、部屋は闇に取り込まれます。真っ暗になったせいで主催者の如月は再度ろうそくに明かりを灯しました。つまり儀式は中断。ふと箱を見ると閉まっていたはずの扉が開いています。

箱から八鳴様が出てしまったと騒ぐ参加者たち。そんな彼らを落ち着かせるために一度儀式は中断。如月はお茶を入れるからと彼らを応接室に案内しました。元々この屋敷はオカルト好きが集まる特性上、先生でも妖の気配を捕らえるのが難しい状況です。

不安な状況の中、参加者たちは儀式を再開しようという者と八鳴様が箱から出てしまったという者に別れていました。その中で1人、占い好きのゴスロリを着たクララという少女が夏目達に話しかけます。実は夏目達を連れてきた女性、黒峰美彩という女性は占い道具などを扱う有名店の店主で人前に滅多に現れないようでした。一度だけ彼女に会ったことがあるというクララは、美彩は前に会った時とは違う人だと漏らしました。

一体彼女は誰なのか
結論が出る前に如月がお茶を持って、部屋へとやってきました。彼女は儀式を再開するつもりで、準備が整うまで屋敷内を探検するように勧めます。停電で真っ暗な屋敷の中を、蝋燭の明かりを頼りに探検をする参加者たち。

その時、女性の悲鳴が轟いて––––––⁉

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美弦編が終わり、次は新たに八鳴様編のスタートです！
今回の舞台はオカルト好きの集まる山奥の西洋館。雰囲気はばっちりですね！しかも、オカルト好きが集まっているせいで先生でも妖の気配を辿れない恐ろしい状況。よく怖い話をすると寄って来るって言いますよね。前回は名取の過去を辿るような、ちょっと感動する内容でしたが、今回は結構怖い展開になりそうです！一体八鳴様とは何者なのか！そして夏目たちを連れてきた女性の正体とは？続きから目が離せませんね！

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