インモラルに復讐を ・第133話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ comico

「comico」に掲載されている「インモラルに復讐を 」第133話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

詩穂と翔斗の言葉がエレナの胸に刺さる

詩穂の命を奪おうと包丁を振りかざすエレナ！しかし寸でのところで翔斗が助けに入り、詩穂は間一髪で難を逃れます！

これまで誰の言葉にも耳を貸さずに我を通し続けてきたエレナでしたが、この時の翔斗の言葉はエレナの胸に響くものがありました。さらに、詩穂も真剣にエレナを諭そうと言葉をかけ続けます。

するとエレナは怒りの矛先を、自分を面白おかしくSNSにアップロードし続けている野次馬たちに向け始めます！彼女は包丁を振りかざして、野次馬達に突っ込んで行き……。

エレナの心がやっと動き出した！？

詩穂や翔斗の諭しや数々の言葉はどれも紛れもない真実であり、エレナはそれに対して言い返すことが出来なくなり始めています。ついにエレナが、自分の罪に気付き始めた瞬間です。

しかし罪を認めることができずに、また当てどころのない怒りを放出したいがために、彼女の怒りの矛先は今度は無関係の群衆たちに向けられることになってしまいました。

エレナの気持ちがほんの少し動いたとしても、彼女の問題行動がすぐに収まるわけではないようです。エレナ自身も、自分が今何をするべきなのかわからずに、感情のままに動いているだけなんでしょうね。

全ての元凶は毒親の教育？

エレナは根本的に物事を自分中心にしか考えられない性格をしていますが、なぜ彼女がそんな性格になってしまったのかと聞かれれば、「親の教育が間違っていた」としか答えようがない気もします。

エレナの親はもともとエレナを政略結婚の材料として使うために、姉の志織と愛情に差をつけて育ててきました。まずその時点で、エレナに自己中心的な考え方が根付いてしまったと考えていいでしょう。

その後も両親の元で間違った愛情を注がれ続けた結果、エレナは自分の欠点に気付くことなく大人になってしまっていったのだと想われます。

こう考えるとエレナは、加害者でもあり被害者でもあるんだなと感じてこれますよね。

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何を言っても無駄だったエレナの心に、ついに詩穂たちの痛烈な言葉が届き始めています。聞く耳を持っただけでもまだマシなほうですよね。結果敵には自分の罪を認めきれずに怒りの矛先をチェンジしただけにはなってしまいましたが……。

なんだかエレナへの復讐回もそろそろ終盤だなといった感じがしてきました。

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