愛とかいいから抱きしめて・第37話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ 恋するソワレ

「恋するソワレ」に掲載されている「愛とかいいから抱きしめて」第37話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

“乃々果の母親にはなれない”と答えたゆり子

ゆり子に衝撃的な質問をする乃々果の祖母。それは、乃々果の母親になる気はないかという予想外すぎる言葉でした。

しかしゆり子はこれをキッパリと断ります。なぜなら、乃々果の母親はこの世で1人しかおらず、誰かが代わりになるなんて考え方はゆり子にはできなかったからです。

一方で美和の心は揺れていました。相変わらず夫とは不仲が続いています。しかし夫への嫌悪感の裏では、かつて夫が自分にしてくれた数々の思いやりの行動と言葉が蘇ってきます。

そんな仲、ゆり子の元を訪れてきた巧。彼はド直球にゆり子に求婚してきます……！

ゆり子と壮介が抱える問題

祖母はゆり子のことを家族として迎え入れたいと思っていたのでしょうが、ゆり子的に「乃々果の母親として」迎え入れられることに激しい抵抗があったようです。

そもそもゆり子と壮介が結婚するとなると、もろもろの問題が溢れ出てきますから実際のところは現実的ではないんですよね。

「ゆり子の父親の介護問題」「シングルファザーと園のスタッフの恋愛は、村気質のあるこの町では理解を得にくい」「乃々果の気持ちがいまだに母親を追っている」などなど、問題は山積みです。

母親としてではなく、人生のパートナー的な意味で傍で寄り添うことはできるでしょうが、結婚となるとなかなかにハードルが高いですよね。

揺れる美和の気持ち

美和は、もともと重い病気を乗り越えた末にようやく子宝を設けたという経歴を持っています。「自分はもう子供を埋めないのではないか」「子が産めない女に存在意義はあるのか」そんな悲観的な考えを抱いてしまっていた美和のことを救ってくれたのは、まさしく夫でした。

夫は、自分は美和の臓器と結婚したわけではないのだと言葉をかけます。子供が産めなくても、美和は美和として生きていればいいのだと声を荒げて力強く言葉をかけてくれたのです。

それがあったからこそ、美和は一生夫について行こうと誓ったわけだったのですが……。

現在はその頃の2人の姿が見る影もないほどに、夫婦仲が冷え切ってしまっていますね。

母親になる気はないか？と尋ねられたゆり子。もっと困惑したり迷ったりするのかと思いましたが、ゆり子の心はすでに決まっていたのか、即答で母親にはなれないと断りを入れてきました。

若干、ゆり子も頑固だなぁと思いつつ……。本当にゆり子の気持ちがここまで頑なだと、2人の恋愛は一生前に進みませんよね。

そしてこのタイミングで巧からのアプローチ。まぁゆり子は当然これを断るのでしょうが……これまでの話の流れからすると、壮介がナイスタイミングでプロポーズの現場に居合わせてしまいそうな予感がします！というかその展開を希望します！

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母親になる気はないか？と尋ねられたゆり子。もっと困惑したり迷ったりするのかと思いましたが、ゆり子の心はすでに決まっていたのか、即答で母親にはなれないと断りを入れてきました。

若干、ゆり子も頑固だなぁと思いつつ……。本当にゆり子の気持ちがここまで頑なだと2人の恋愛は一生前に進みませんよね。

そしてこのタイミングで巧からのアプローチ。まぁゆり子は当然これを断るのでしょうが……これまでの話の流れからすると、壮介がナイスタイミングでプロポーズの現場に居合わせてしまいそうな予感がします！というかその展開を希望します！