結界師の一輪華・第10話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜B’s-LOG COMIC 2022 Dec

「B’s-LOG COMIC 2022 Dec」に掲載されている「結界師の一輪華」第10話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

相次いで見つかる失血死の変死体

学校ではすでに華と朔が結婚した話が広まっていました。

そのため華は、朔を狙っていた女生徒たちから、あからさまな嫌がらせや嫌味を受けるはめになります。 しかし華は、“一宮の当主の嫁”という立場をフルに利用し、反感の声をはねのけてしまいました。

ちなみに一番の親友の鈴は、華の結婚を喜んでくれているようです。 契約上の結婚であることはなかなか言い出せず、華は気まずい表情をします。

一方で朔は、変死体の捜査を任されていました。目撃情報から“犬型の巨大なバケモノ”の存在が明らかになります。

捜査は難航し、朔は致し方なく華に協力を依頼。しかし華に断られたため、朔は海が見える別荘を契約条件に追加することにより、華の協力を得ることに成功しました。

しかしこの時、華は契約書の内容をよく読まずに判を押してしまったらしく……！？

被害者は全員友人関係だった

朔は変死体の操作を任されることになりました。見つかった死体は体の一部が噛み千切られており、四肢が欠損しています。どうやら死因はそれらの傷からの失血死のようです。

見つかった死体はこれまでで2体。いずれも男性でした。2人目の死体が見つかった時には、傍に目撃者がいたようです。捜査の中で、目撃者と2人の遺体が全員友人関係であったことが明らかになります。

目撃者の証言

また、目撃者の話によると、友人の命を奪ったのは3メートルはあろうほどの巨大な獣のバケモノだったそうです。しかもバケモノは人語を話し、友人をかみ殺した後に目撃者に対して“次はお前の番だ”と殺害予告のようなものを発してきたのだといいます。

どう見てもこの一味に対して強い執着心をもったバケモノが犯人に思えて仕方ありません。

浮かび上がる犬の“怨念”

朔は周辺の事件等も含めて捜査します。その中で、目撃者が友人を目の前で失った公園で、以前、大量の犬の死骸が見つかったという事件があったことが判明。

もしかしたら巨大なバケモノの正体は、大量虐殺された犬の怨念の集合体なのではないでしょうか。もしかしたら犬を大量に虐殺死させた犯人は、今回の被害者男性たちだったのかもしれません。

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殺害予告があった男性を椿が護衛していたはずですが、なんと巨大なバケモノは椿をも退けてしまったのだそうです！人型の式神よりも力が強いなんて、相当な大捕り物になりそうな予感がします……。

また、朔がこっそり契約書に付け加えた内容がものすごく気になりますね！朔の企みに全く気が付かずに、海の見える別荘に心を躍らせる華が、能天気で見て居て何だか安心します。