琥春くんの細胞を・第4話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜花とゆめ 2024年6号

「花とゆめ」2024年6号に掲載されている「琥春くんの細胞を」第4話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

甘いものばかり食べる琥春のことが心配で……

都羽は料理が得意な女子高生です！そんな都羽は最近、マンションのお隣さんの美青年・佐伯 琥春（さえき こはる）と仲良くなっていました。

ある時、琥春が大人の女性にお小遣いをもらう代わりにキスをしている現場を目撃してしまった都羽！どこか危ない雰囲気があってミステリアスな琥春ですが、都羽はそんな琥春のことが気になって仕方がありません。

そこで都羽は、1人暮らしでお菓子ばかり食べている不摂生な琥春のために、都羽は食事係を買って出ます！

琥春に食事を提供するという特別なポジションを得た都羽。しかし学校では琥春の人気が徐々に上がり始め、琥春に手作りお菓子をプレゼントする女子たちが爆増中で！？

不摂生に拍車がかかる

もともと琥春は甘いものが大好きでした！それを知った周りの女生徒たちは、次々に琥春に甘いお菓子をプレゼントします。琥春はプレゼントを全て受け取り、何の負い目もなく食べまくりです。琥春の健康面を常に心配している都羽にとって、琥春が自分以外の女子から食べ物を受け取ることも、ましてやそれがお菓子であることも、気持ちの良いものではないようです。

本当はお菓子をあげたい

そんな都羽ですが、自分だって本当は琥春が喜ぶものを作ってプレゼントしたいと考えていました。しかし、琥春の健康面を考えるとそれはできません。それなのに、周りの女子たちは何も考えずに琥春に甘いものばかりプレゼントします。本当は自分もプレゼントしたいのに周りの女子ばかりがその欲求を満たしているという現状に、琥春はジレンマを感じてしまっているようです！

実は都羽にヤキモチを妬かせたくて……！？

都羽に見せつけるように他の女子からお菓子をもらいまくっていた琥春。その行動の裏には「都羽にヤキモチを妬かせて都羽にお菓子を作ってもらおう」という琥春の駆け引きがあったのでした。しかし、琥春の健康を守ることを使命だと感じている都羽には、その駆け引きはまったく通用しない様子で……。

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都羽に意地悪をして気を引こうとしている琥春でしたが、目論見が大きく外れましたね！都羽が純粋すぎて琥春の駆け引きがまったく通用しないといった感じでした。

お菓子騒動の裏では、琥春が教師から呼び出されて押し倒されるという問題のシーンがあります。しかもその教師は男性なんですよね……。雰囲気から察するに、琥春は不本意ながら教師の要求に応じていた節はありましたが、今回はそんな琥春が教師に反撃に出ています。

琥春は都羽を思うあまり、自分の周りの邪魔者を排除しようとする動きが活発になってきた気がします。今後は別の女子たちからもお菓子をもらうことをやめるのだそうです。意外にも一途な琥春なのでした！