推しに甘噛み・第26話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜花とゆめ

「花とゆめ」2024年9号に掲載されている「推しに甘噛み」第26話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

倫夜と甘夏の対立

倫夜に攫われた甘夏！どうやら倫夜は、甘夏の血を求めて海外から来日してきた吸血鬼たちを一網打尽にするために、甘夏を利用しようと企んでいる様子で……！？

そんな中、倫夜が自分に対して対抗意識を燃やしている事実をしった甘夏は大胆な行動に！

拉致された甘夏

甘夏は吸血鬼サイドの倫夜にあっという間に拉致されてしまいました。所詮、人間の甘夏がどんなに足掻いて逃げたとしても、身体能力的にも優れており、吸血鬼として権力も持っている倫夜の目の前では、無駄な抵抗のようです。

冷静でいられない倫夜

倫夜は表向きでは甘夏に対して紳士的な態度をとりますが、内心では甘夏に対して強い怒りを抱いているようです。どうやらその理由は、ヒナに対する対抗意識の模様……？しかし倫夜は、人間ごときに対抗意識を燃やしていることを悟られたくないため、表面上では冷静を装っています。

甘夏も只者ではない

権力者の吸血鬼のアジトに拉致されたというのに、甘夏は倫夜に対して好戦的でした。なんと甘夏は、倫夜にポーカー勝負を持ち掛けるのです！普通なら相手をしないであろう倫夜でしたが、甘夏が出してきた条件を聞いて、ポーカー勝負を受けます。果たしてその条件とは……。

甘夏も嫉妬心を抱いている

倫夜とヒナの関係を疑う甘夏ですが、倫夜いわく、自分とヒナの絆は人間の恋愛とは次元が異なるものなのだそう。遠回しに、短命の人間なんて吸血鬼の生涯にほんの少ししか関わることができないと言っているように聞こえます。倫夜もなんだかんだ、甘夏に対してマウントをとりまくりです。ヒナを巡ってお互いに余裕がないことが見て伺えます。

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ヒナの大切な甘夏を攫ってしまった倫夜。しかも、甘夏をエサに、来日した海外の吸血鬼たちを一網打尽する計画を立てています。いくらヒナでも、倫夜の強引なやり方には賛同しかねるでしょう。

倫夜は甘夏を丁重に扱うふりをしていますが、内心では、甘夏が生きていてはいろいろと不都合があると考えている様子です。

もしかしたらその中には、甘夏を恋敵として見ているからというのもあるのかもしれません。もし吸血鬼が人間と一緒になることで、吸血鬼としての寿命や能力を失っていくというありがちなパターンがあるのだとしたら、倫夜はヒナと甘夏を絶対に近づけたくないでしょう。