『1122（いいふうふ）』第5巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

「1122」第5巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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夫婦として再構築を目指す、いちことおとやだが……

いざ夫婦の営みに臨むいちことおとや。

しかし、おとやは元不倫相手に剣山で股間を刺されたショックがトラウマになり、男としての自分が機能しません。

いちこのほうも、トラウマとは少し違いますが、女性用風俗の礼くんとのセックスが忘れられずにおとやとの行為にいまいち興奮できない模様。

結局、その日は致さずに就寝。先が思いやられる展開です。

元不倫相手の美月が妊娠！お腹の子は誰の子？

そんな中、美月の妊娠が明らかになりました。果たしてそれは夫の子なのか、不倫で出来た子なのか。

どことなく志郎は美月の出産に否定的な雰囲気を醸し出します。それもそのはず、つい先日まで不倫相手と会っていた妻のことを、そう簡単に信用しろというほうが無理があります。

しかし、一見すると冷たく見える志郎ではありますが、つわりで辛い美月のそばに炭酸水と水を置いて行ってくれました。炭酸水を置いて行ってくれるあたり、志郎もつわりに関して全く知識がないわけではないようです。

志郎は志郎なりに美月を愛そうとしている……けど、不器用すぎるのか愛想がなさすぎるのか、その愛情は美月にうまく伝わりません。

志郎が夫として頑張り始める

妊娠経過が進む美月ですが、「第一子の発達障害」「義父母からの過干渉」によるストレスは全く解決していませんでした。しかし、心なしか「夫からの無関心」については改善の兆しがある模様。

美月はつわりが重い体質らしく、妊娠が経過するにつれて自分の身の回りや長男の世話もままならなくなり、自己嫌悪が激しくなります。

それなのに第二子を産みたいと言う気持ちだけはどうしても日に日に増していくというジレンマ。第5巻はリアルな母親の苦悩が見事に描写されていて、胸が締め付けられる展開でした。

ここで志郎がどれだけ美月を支えられるかで、この先の夫婦関係に大きな影響を与えそうです。意外と、再構築が順調に進みそうなのは美月達かもしれません。

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おとやは未だに、美月と出会ったお花の教室に通い続けているようです。美月に対する未練からなのか、単純にお花が好きなのか、その理由は定かではありません。

しかしいちこは、お花教室の間、おとやが美月に想いを馳せているのではないかと怒りをあらわにします。

そうは言いつつも、いちこは裏では、女性用風俗スタッフの礼くんと連絡を取り続けているのが現状です。

夫には妻以外の女を想うなと怒るくせに、その傍らで自分はちゃっかり夫以外の若い男と思い出を作っているいちこ。誰がこんないちこに同情するというのでしょうか……。

そして終盤では、そんな自分勝手ないちこに天罰が下ります！

これまでギリギリのラインで保たれていたいちことおとやの夫婦関係に、ついに破綻の危機が！詳細が気になる方は、ぜひ第5巻を読んでみてください！

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