君を忘れる恋がしたい・第14話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜別冊マーガレット 2024年11月号

「別冊マーガレット」2024年11月号に掲載されている「君を忘れる恋がしたい」第14話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

瀬名の母親はアルコール依存症だった……

酔って疲れた勢いで志乃の家にお泊りしてしまった瀬名。以前の駆け引きや気まずさはどこへやら、いつの間にか2人はごく自然なカップルの雰囲気になっていました。

そんな中、瀬名の家庭事情についての闇が明らかに？どうやら瀬名は母親と関係がうまくいっていない様子。瀬名の話によると、瀬名の母親は酒がやめられず精神に問題を抱えているのだとか……。

そもそも瀬名の母親が酒に溺れるようになったのは、離婚が原因だったのだそう。やはり瀬名の心の闇には、ミュージシャンである父親の存在が大きく関係しているようです。

瀬名はそんな酒に溺れる母を見て見ぬふりするのですが、内心では気になっている様子。そんな事情を知ってしまった志乃は、いてもたってもいられなくて……。

瀬名の父親は本当に家族を愛していなかった？

瀬名はミュージシャンである父親を恨んでいます。おそらく父親は、ミュージシャンとして名が売れていくのと比例して、家庭を顧みることができなくなっていったのでしょう。

それでも瀬名の幼少期の記憶には、わずかではありますが父親が優しく接してくれた記憶がありました。瀬名の父親が、家族のことをまったく愛していなかったわけではなさそうです。

親子関係の真相について

瀬名の母親はアルコール依存症は、施設や病院にかかるほど酷いようです。瀬名はそんな母親に対して無干渉を決め込んでいますが、内心では心配している様子。

このことから察するに、もしかしたら瀬名が母親を拒絶しているのではなく、母親が瀬名を拒絶しているから親子関係が悪いという可能性も考えられます。

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一見すると母親に対して冷たい発言が多い瀬名ですが、志乃だけはそんな瀬名の本心に気が付いていたようです！おそらく瀬名は、母親のことが心配で仕方ないけれど、何らかの理由によって距離を置いているのだと考えられます。

母親のほうから拒否されているのか、それとも瀬名が母親のためを思って距離を置いているのかのどちらかな気がしますが、真相はまだ定かになりません。

母親が酒に溺れるようになったのは離婚が原因とのことですが、母親が酒に頼らなければ生きていけないほど精神的に弱いという一面があるのは事実です。あながち、問題は父親だけではなく母親にもあったのではないかと疑ってしまいます。

次回、瀬名と母親の再会シーンは拝めるのでしょうか！親子の会話シーンを覗くことができれば、瀬名一家の抱える闇が少しは明らかになる気がします！