コータロー君は嘘つき・第67話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

「コータロー君は嘘つき」第67話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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周りに合わせる、周りを支配する

ハルキは依然として、コータローのお爺ちゃんの物置に居候を続けていました。寝袋やお菓子を持ち込んですっかり慣れた様子のハルキ。

しかしそんな中、ある事件が起きます。ハルキに連れられて夏祭りの準備会場へやってきたコータロー。すると保護者の中には、テレビに写ったテレパスのコータローのことを知っている人が何人かいました。

ここでハルキは操作の能力を使い、会場にいる人々に無理矢理コータローを受け入れさせたのです。まさに、周りを支配するやり方を徹底するハルキ。

これまで自分が周りに溶け込めるように苦悩してきたコータローにとって、やはりハルキのやり方は許せないものがあった様子。

対立するハルキとコータロー。するとハルキが引き合いに出してきたのは、コータローがやっと自然体で仲良くなれた、みのりのことでした。

コータローが拘るのは「普通」でいること

コータローが目指していたのは、周りと同じように普通の人として過ごすことでした。そのためハルキが行使した操作によって「人々のテレパスに対する嫌悪感を無くす」という強引なやり方は、コータローの意に反していたのです。

コータローの努力

ハルキのやり方は、これまで普通になれるように苦悩してきたコータローの人生を否定するようなやり方でした。また、必死に能力を隠して、ようやくできたみのりのことを引き合いに出されて、コータローの怒りは頂点に達してしまったようです。

姿を消したハルキ

コータローから拒絶の言葉をかけられたハルキは、物置から姿を消してしまいます。仲間にしようと意気揚々と誘いに来た相手に拒絶されたとあって、ハルキもそれなりに傷付いたのかもしれません。ハルキが「自分は、普通の人にも同類のテレパスにも受け入れてもらえない」と悲観的にならないことを祈るばかりです。

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精神的にまだ未熟な割に能力だけはかなり高いハルキが、悲観的になることによって暴挙に及ばないか心配です。普通の人もテレパスすらも自分の師は以下に起きたいとハルキが考えるようになれば、自分以外のテレパスを排除する動きに走りかねません。

そうすればコータローにも被害が及びますし、仲良くなったみのりもハルキの粛清の対象に入ってしまうかもしれませんからね。

回想編もそろそろクライマックスでしょうか。このままハルキくんが大人しく去るとも考えにくいですし、一波乱起きそうです。

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