一日千秋・第8話(2巻)のネタバレと感想

「一日千秋」第8話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

一日千秋・第8話のネタバレ

あの日以来、洋輔と会話が無くなってしまった美鈴。

でもきっと大丈夫。今回はグレードの良い胚だし先生も看護師もお墨付きの胚だった。 そう思って美鈴は期待に胸を膨らましながら病院へ向かいます。

しかし、結果は陰性。 美鈴は頭が真っ白になり先生の言葉が入ってきません。

どうして私ばかり？！ どうして私だけが耐えなきゃいけないの？！

病院を出ると思わず美鈴は泣き崩れてしまいます。

 

 

そんな時、心配して声をかけてくれたのが翔子でした。 美鈴は翔子も不妊治療をしていると知り、自分の今の状況を聞いてもらうことに。

優しく話を聞いてくれる翔子に、美鈴は喜びます。 そして連絡先を交換し、少し心が軽くなるのでした。

 

翔子は優しい人だった。 今までの私は洋輔に対しても優しくなかったな…。

そう感じた美鈴は洋輔に会いたくなり、洋輔の会社の近くで待ちますが、出てきたのは同僚の女性と楽しく話す洋輔。

美鈴はそれを見て、私はずっと辛かったのに、洋輔はこんな楽しんでたのかと感じ、すべてがどうでもよくなります。

美鈴と目が合った洋輔は美鈴に駆け寄って誤解だと言いますが、美鈴は洋輔は私の気持ちがわからないと怒ります。 すると、自分だけ被害者なのかと怒る洋輔。

口を開けば子どもばかり。俺のことは種馬扱い。正直、美鈴といるのが苦痛だと言われます。

それから更に険悪になる2人。 しかし美鈴は翔子と話すと少し気が楽になるのでした。

 

 

後日。 会社から渡された健康診断を見た美鈴ですが、子宮の項目が引っかかっていることに気が付きます。

検査をしてみると、医者から子宮頸がんの疑いがあると伝えられる美鈴。 子宮摘出の可能性もあることを知り、身体が震えてしまいます。

 

その日、いつものように遅く帰ってきた洋輔に美鈴は離婚を言い渡しますが、返事はわかったというあっけないもの。

あまりのあっけなさに美鈴は思わず笑ってしまうのでした。

こんな状況からいい母親と父親になれるわけがない。 洋輔も私以外の人と一緒になったほうが幸せになれる。

美鈴の目からは涙がとめどなく溢れるのでした。

 

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一日千秋・第8話の感想

美鈴…かわいそう過ぎませんか…泣 なんだか読んでいてウルッときてしまいました。

お金も身体もすり減らしながら続けた不妊治療なのに結果もない上に子宮の病気なんて…。 しかも心配掛けないように洋輔には言わないなんて辛すぎます。

洋輔も長年一緒にいたのなら、様子がおかしいことくらいわかってあげて…泣

美鈴は洋輔の気持ちをつなぎとめるためにも子どもがほしかったのかなと思います。 しかし、結局叶わずに、洋輔とも離婚。

一体どうなるのでしょうか。