妊活主婦の恋人・第16話のネタバレと感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「妊活主婦の恋人」第16話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

妊活主婦の恋人・第16話のネタバレ

ついに対峙してしまった啓介ら油井夫妻と織恵ら小宮夫妻…！ 不倫カップルは互いの配偶者の前でどのような態度をとるのでしょう…。

 

 

決まずい雰囲気の中、織恵たちは診察室へと呼ばれて席を立ちます。

残された啓介は大きなため息を吐きながら、妻に会社に返してくれと願いました。

しかし妻の真梨はこれを許しません。 ここにいる人はみんな子供が欲しくて頑張っている、さっき前にいた夫婦もそう、だからあなたも頑張ってよというのが真梨の意見です。

啓介は反論します。 ここに来ている人が全員、子供を欲しいと心の底から願っているわけではないと思う、おれがいい例だ…さっきの夫婦だって旦那から強要されているだけかもしれない。

真梨はその言葉にはそうかしら？と半信半疑です。

 

診察中の小宮夫妻。 今日から担当の先生が変更になったことを知らされます。

織恵たちはここに通院して7年です。 新しい先生は織恵たちの治療が長引いていることから、今一度、「本当に子どもが欲しいのか」を問うてきました。

長い年月不妊治療に専念していると、それが義務のようになってしまって本来の目的を見失いがちになってしまうと、先生は語ります。

先生からの提案は、不妊治療を1～2か月休んで心と体の整理をしてはどうか、というもの。

しかし、これまで不妊治療に縋って生きてきた織恵にとって、それは簡単に決断できることではありませんでした。 自分は仕事もしていないし、そもそもレスの夫婦。 治療をしないということは、100％子供を望めないということを意味します。 夫にはもはや愛も情もありませんが、子供が欲しいという思いだけは事実です…。

子供を切望し続け、夫に嫌味を言われながらの精子提供や痛みに耐えての不妊治療にも金も時間も惜しまず専念してきました。

毎月毎月、希望と絶望の繰り返し。 無慈悲な無限ループを7年もやってきたのです。 今更やめることなんて…。

織恵は幸せな家庭という未来を諦めることなどできません。 愛する子供と優しい旦那に囲まれた未来…。

しかしそのシーンを想像したとき、夫として側に寄り添ってくれていたのは、卓也ではなく啓介でした。

織恵が望んでいるのは、啓介と築く幸せな家庭。 織恵が欲しているのは…卓也の子ではなく、啓介の子です。

 

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妊活主婦の恋人・第16話の感想

ふむふむ…織恵が自分自身の心に整理をつけ始めていますね！ 本来なら熱海旅行で出すべき結論だったとは思うんですけど…。 織恵もなかなか引っ込み思案というか内気な性格なので、現実逃避して答えを出すのを無意識的に先延ばしにしてしまったのかもしれませんね～。

自分の気持ちに気づいた今、モラハラ夫の卓也の存在はただの邪魔者でしかありません。 気の弱い織恵は亭主関白な夫に離婚を切り出すことができるのでしょうか？

世間体を気にする夫は離婚を何としても阻止しようとしてくるはず。 そのために織恵との間に子供を作って織恵を縛り付けようとしてくる可能性があります。

しかしもはや織恵は夫との子を望んでいません…。 織恵が欲しいのは啓介との子供です。

しかしここでまた別の問題が浮上してきます。 実は、不妊の原因は織恵側、啓介側にそれぞれあり、この2人がくっつくと「妊娠しにくい体同士のカップル」になってしまうわけです。

子供自体を切望し続けた織恵にとっては、ここで新たな葛藤が生まれてしまうわけですね…うーん難しい…。

果たして織恵が出す決断とは…？

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