大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～・第58話のあらすじ（ネタバレあり）｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～」第58話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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【第58話】兄弟が本心を語り合う

千波一族の悪だくみが全て明るみにでることになりました。

松木 真爾（まつき しんじ）は、千波に利用されていたとしてお咎めがなかったようです。

さて、嵩也（清爾）と真爾が、いよいよ腹を割って落ち着いて話ができる機会を得るに至りました。果たして生き別れていた兄と弟は、何を語るのでしょうか！

どうやら真爾は、兄を恨んで千波に加担したことを深く後悔している様子です……。

一方では、かつて雪子に関わった人物たちが再登場する展開に！千波紡績に関わる事件が一件落着し、物語も節目を迎えているように見えます。

今後はどういった新展開を迎えるのか、わくわくする終わり方でした！

真爾は自分の愚かさを反省

兄の嵩也を恨んでいた真爾ですが、自分の生活がそもそもは兄の犠牲の上に成り立っていたことを知り、自分の愚かしさをようやく理解したようです。

養子縁組した松木家の主人にも多くの温情をかけてもらっていたこともしり、真爾は自分がいかに他人に生かされてきたのかを知ることになります。

弟を思うがあまり2人の人間を騙していた嵩也

結果的には嵩也の行動が真爾を救うことになったとしても、養子縁組の当時は、嵩也は真爾も松木の主人も騙した形で強引に養子縁組を進めてしまったことになります。弟のことを思っての行動とはいえ、松木の主人が本当に欲しがっていたのはおそらく嵩也のほうでした。

しかし、おそらく松木の主人は兄弟が入れ替わっていることに気づきつつも、あえてそこを咎めようとはしなかったのだと思われます。

細かい事情は知らずとも、兄が弟を助ける為に行動していることを知った松木の主人は、貧しい兄弟を追求できなかったのでしょう。松木の主人は、不器用ながらも情に厚い人物だったようです。

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嵩也と真爾がようやく和解に至りました！誤解が解けてからはあっという間でしたね。

ただ、松木の主人がなぜ真爾からの手紙をずっと留めていたのか理由が気になります。単純に仕送りを真爾のために貯金しておきたいなら、お金だけ抜き取って手紙は真爾に渡してやればよかったとも思うのですが……。

もしかして、嵩也は忙しさのあまり、真爾宛ての手紙にお金しか入れていなかったのでしょうか？もしそうなら今回の兄弟間での誤解は、嵩也にも責任の一端があると言わざるを得ません。

もし松木の主人が文もお金も真爾に渡さずに留めていたのだとしたら、もしかしたら松木の主人は真爾に過去を振り返ってほしくなかったのかもしれませんね。もし真爾が大企業として成功している兄の元に戻ってしまったら、松木家は結局跡継ぎを失うことになりますから。

真実はわかりませんが、松木の主人が悪い人でないのは確かだなと思いました。