嘘つきな初恋～王子様はドSホスト～・第12話のネタバレと感想｜モバフラ

「モバフラ」に掲載されている「嘘つきな初恋～王子様はドSホスト～」第12話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

嘘つきな初恋～王子様はドSホスト～・第12話のネタバレ

デートの次の日―――。

なずなは熱で学校を休んでいました。 どうやら風邪を引いてしまったそうなのです。

上条はそのことを気にしないよう勤めますが、なずなの友人たちからお見舞いのケーキを押し付けられてしまい…仕方がなく届けることになります。 （友人たちはなずなが上条のことを好きなのを知っているため、恋の後押しをしようとしているようです。）

 

なずなの家では―――。 おでこに冷えピタを張ったなずなが、両親に帰国したばかりなのにごめんね！と申し訳なさそうにしていました。 熱はもう下がったようで、なずなは比較的元気な様子です。

お父さんとお母さん…肌が真っ黒です！ それに帰国とは…普段は海外でお仕事しているんでしょうか？

両親はなずなの頭を撫でながら、興奮するとすぐ熱だすとこ変わらないね、そんなに連休明けの学校が楽しみだったの？と話しています。

頷くなずなですが、実は熱を出した理由は「上条との会話をシミレーションしすぎた」のが原因です…。 ですがそんなこと両親に言えるわけもなく。

 

玄関のインターホンが鳴りました。 洗濯ものをしている両親の代わりになずながドアを開けると、そこに立っていたのは上条です！

あまりのことに一度パタンとドアをしめてしまうなずな…。

再びドアをあけてもやはりそこには上条がいました。

慌てふためくなずなの様子を見て、上条は気取られないようにホッとします。

お見舞いの品を押し付けられたから来ただけだと話す彼。 なずなの声に驚いたお母さんがやってきました。 お母さんは女の勘が働いたのかなずなが目の前にいる上条に思いを寄せていることを察します。

そしてお母さんは半ば強引に上条に家に上がるように促し、なずなと上条は部屋で一緒にケーキを食べることになりました。

家に飾ってあるなずなの幼少期の写真を見た上条は、優しそうな瞳で微笑んで“かわいいな”と呟きます。 その言葉に思い切り照れてしまうなずなです。

上条はケーキを食べたらすぐに帰ると言いますが、大食いの彼は2つのケーキをあっという間に食べ終えてしまいます。

もう少し上条との時間を楽しみたいなずなは紅茶のおかわりを勧めますが…慌てたなずなは足を滑らせて転びそうになってしまい…！

しかし上条はこれをスマートに受け止めてくれました。

上条に抱かれると、なずなは無性に彼とキスをしたくなってしまいます…。 期待はするけれど自分から身動きすることはできないなずなです。

すると上条は口を開き、なずなにはもうそういうことはしないと言い出してきました。

さらに彼はなずなは他の人にホストのことを他言しないだろうから、これからはもう普通のクラスメイトとして接すると言い出してきて…。

そうは言われてもなずなはこれまでのことを全てなかったことにすることなんてできませんでした。

しかし頭に過るのは、あのデートの日の帰りに上条がナツキに話していた“なずなとはそういう関係にならない”という言葉です。

彼女になることもできない。 友達になることもできない。

だったら―――。

なずなは上条との繋がりを断ちたくないがために、オモチャでいいから傍にいたいと言い出してしまって―――。

それを聞いた上条は、自分のネクタイをほどいてなずなに加えさせました。 オモチャなら耐久テストが必要だという彼は、おもむろになずなの身体を責め始めます。

口にくわえたネクタイを最後まで落とさずにいたら合格だという彼…。 なずなは必死に上条の責めに耐えるのですが、最後の最後で姉が帰宅したのに驚いてネクタイを口から落としてしまい…！

ホッとする上条…彼は“不合格だ”と言ってなずなの部屋を出て行ってしまいました。

 

その日から―――上条はなずなと少しずつ距離をとるようになっていきます。

やがては挨拶もできなくなり、夏休み前にはもはや目すら合わなくなっていました―――。

 

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嘘つきな初恋～王子様はドSホスト～・第12話の感想

上条は意図的になずなと一線を超えないようにセーブをかけているようです。 まるで自分と両想いになったら不幸せになるとでも思っているかのよう。 もともと上条は「家族」というものにいいイメージを持っていないみたいなので、将来誰かと家庭を作ることをそもそも考えていないかもしれませんね。 それなのになずなをその気にさせてしまうのは申し訳ないと思っているということなのかもしれません。 何にせよやはり上条は家庭環境に闇を抱えているのは間違いなく、そのせいで本気の恋愛や付き合いを拒んでいるのは確かです。 上条と両想いになるにはまず彼のトラウマをなずなが払拭してやらなければなりませんが…上条はそう簡単にその弱みを打ち明けてはくれないでしょうね…。