わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ2巻(5章)と感想

「わたしの幸せな結婚」小説版・第2巻5章のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ2巻5章のネタバレ

いよいよパーティの日。 美世の着物姿を見た清霞は息を呑み、綺麗だと言います。

ふいに清霞を格好いいと褒める美世に、清霞は照れてしまうのでした。

パーティ会場へ到着すると、これまで学んだことをしっかりとこなす美世。 パーティの主催者である大海渡への挨拶を終えると、大海渡の息子・旭もやってきます。

実は葉月の元夫が大海渡なのだと知った美世。 大海渡と葉月、旭が三人で幸せそうにやりとりする様子を見て、家族の絆が簡単には壊れないのだということを実感するのでした。

美世が随分とパーティの雰囲気に慣れ、だんだん楽しめるようになってきた頃。 清霞が美世を連れてある場所へ向かいます。そこに居たのは帝の二番目の息子・堯人でした。

二人は堯人から、これまで起きたこと全ての真実を知らされます。

実は、全ての黒幕は夢見の異能を恐れる帝でした。 夢見の異能を持つ子を産む母親は、代々テレパシーを持つと言われており、美世の母・澄美がそうでした。

自身の地位が脅かされることを危惧した帝は、薄刃家を衰退させようと事業の邪魔をし、斎森家を利用して澄美が斎森家へ嫁ぐよう仕向けます。 今回、オクツキの事件を引き起こしたのも帝。

美世と清霞の婚約を知り、久堂家に美世の能力が結びつくのを恐れ、清霞の失脚、あわよくば死を狙ったのだと言います。 また、薄刃家を利用して、美世と清霞を引き離そうとしました。

そんな帝の身勝手な行動を知った堯人は心底腹を立てているのだと言い、美世たちに謝罪します。 もうすぐ堯人が正式に皇太子となり、帝は何も手が出せない状態であるため、薄刃家への処罰は何もないということを知り、ほっと胸を撫で下ろす美世なのでした。

平穏な日々を過ごす清霞と美世。 そんな二人を新が訪問し、自分を美世の護衛として雇うことを提案。

夢見の力を悪用しようとする者から美世を守りたいのだと言いますが、清霞は一旦保留にします。 清霞は美世の額にキスをすると、晴れやかな微笑みを浮かべて出勤するのでした。

 

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わたしの幸せな結婚・小説2巻5章の感想

美世の苦しみの根源が帝だったとは驚きです。 また、帝の地位を脅かすほどの異能を美世が持っているだなんて想像できません。

きっと美世であれば、その力を権力のために使うことはないでしょうが、また周りに怪しい人間が集まってこないか心配です。 美世だけでなく、薄刃家の人々や美世の母親も人生を狂わされてきたようですし、清霞は命を奪われかけました。

帝が保身のために行ったことでこれまで苦しんできた人々が、これからは平穏で幸せな人生を送れることを願います。