わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ3巻(6章)と感想

「わたしの幸せな結婚」小説版・第3巻6章のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ3巻6章のネタバレ

新の協力を得て異能を使い、村人の男を助けることができた美世。 そこへ、正清が黒いマントの人々を引きずって帰ってきます。

地下にも一人監禁していると聞いて驚く美世たち。すると今度は清霞が帰ってきます。 喜びと安心で思わず清霞のもとへ駆け寄る美世。二人は抱擁します。

清霞もまた、黒いマントの大きな男を引きずってきたのでした。 この男には鬼が憑依しており、清霞の護符で封じられているようです。

その後、後処理に追われた清霞と新。 バルコニーでお酒を飲みながら、清霞は異能心教の信徒から聞いた情報を新に話します。

生まれに関わらず異能を得られることは、人々にとって魅力的に映るかもしれないため、政府にとっては異能心教が脅威となり得ると考える二人。

異能心教の実験には深い異能の知識が必要であるため、おそらく祖師は異能者だろうと推測します。 ふと、祖師が甘水直と言う名前であることを清霞が口にした途端、新はひどく動揺します。

そして、なぜ堯人が新にここへ来るよう命じたのか納得した様子。 このタイミングでちょうどやって来た美世も会話へ加わります。

甘水家は薄刃家の分家にあたり、甘水直は数少ない薄刃の異能を持つ人物。 なんと、美世の母・澄美の婚約者候補だったのだと言います。澄美が斎森家へ嫁ぐことが決まると、甘水直は離反し、行方をくらませたのでした。

もし甘水直が祖師だとすれば、薄刃家にとっては大問題。 薄刃家が国家転覆を狙っていると知れたら、一家の存続は危ぶまれてしまいます。 いよいよ久堂家別邸での最終日。美世は部屋で帰る支度をしながら、結局芙由との関係を改善できなかったと落ち込みます。

すると、そこに現れた芙由。 いつものごとく嫌味を言いつつも、美世が清霞の婚約者としての務めを果たそうとしていることに理解を示します。

そして、美世を認めた証に可愛いレースのリボンをプレゼントするのでした。 素直でない芙由の言葉に本意が分からず困惑する美世。美世が村人のために尽力したのを見て、芙由は感心したのだろうと使用人が教えてくれます。

 

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わたしの幸せな結婚・小説3巻6章の感想

村人の男が久堂家へ逃げ込んだとき、大混乱の中で毅然と対応する美世は格好良かったです。 芙由もそんな美世の姿を見て、見方を変えてくれたのでしょう。

絶対に芙由と仲良くなるなんて無理だと思っていただけに、最後の最後で芙由が美世に大切なリボンをくれたシーンは嬉しかったです。 これをきっかけに、清霞と芙由の関係も良くなっていけばいいなと思います。

さて、甘水直が薄刃家の分家であるという衝撃の事実が発覚します。 異能者を倒すための能力を持つ薄刃家なだけあって、かなり手強い敵になりそうな予感。

清霞が狙われているのは、美世の婚約者だからでしょうか？今後の展開から目が離せません。

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