私たちはどうかしている・第21話のネタバレと感想｜BE LOVE

「BE LOVE」に掲載されている「私たちはどうかしている」第21話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

私たちはどうかしている・第21話のネタバレ

椿と身体を重ね合わせる七桜は、椿の腕の中で幸せを感じてしまいます。 翌朝、目が覚めるとこんなにぐっすり眠れたのは久しぶりで、部屋も明るく見えると言う椿。

七桜に惹かれるなんて有り得ないと思っていたが、自分なりに大事にすると言って、七桜を抱きしめます。嘘をついていることに胸を痛める七桜なのでした。

 

その日、椿は光月庵の作業着をこの家の人間になるのだからと言って七桜に渡します。 母親が着ていた憧れの作業着をこんな形できることになるなんて、と考える七桜。

 

そこに今日子がやってきて、大事な友人が来ているから客間にお茶を四つ持ってきてほしいと頼むのでした。

自分を試そうとしているのだと感じた七桜は、マナーに気を付けて完璧にお茶を出していきます。

その後、今日子と友人たちの会話が進んでいき、お茶がなくなってきたと感じた頃、お茶の取り換えを申し出る七桜。

場の空気が凍りつきます。実はお茶を取り換えると提案することは、そろそろお暇してほしいということを意味します。

 

今日子はそんなことも「あの母親」に教えてもらえなかったのかと七桜に嫌味を言うと、七桜に作業着を着る資格は無いと作業着を奪い取ります。

育ちも悪ければ、この世界のことも勉強していない。 それで椿と結婚するなんて浅ましく、ずうずうしい女だとすごい剣幕で言います。

 

一刻も早く出て行けと言われた七桜は、自分の全てを否定する今日子に世界が違うと感じてしまうのでした。

一人落ち込んで、外を見つめる七桜。 そこに現れたのは城島でした。

そして、七桜を元気づけようとオシャレなお店へ連れて行ってくれます。 城島との会話を楽しみながら、純粋に和菓子の話だけできることに安心すると感じる七桜。

城島が継ぐ実家の話になり、城島は小さな店だけど味は全国一で、わらび餅が名物なのだと生き生きとした表情で語ります。

ちょうど実家から送られてきたから、部屋に食べに来ないかと言う城島。

 

部屋が離れにあり、一番奥の角部屋で、窓の外にはくちなしが咲いているのだと言います。

それを聞いた七桜は、城島が住み込んでいるその部屋は15年前に母親と自分が住んでいた部屋だと気付き、城島の部屋に行くことに決めるのでした。

 

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私たちはどうかしている・第21話の感想

いや～、本当に今日子は嫌がらせをする天才ですね（汗）

今日子が連れてきたお客さんたちもとても嫌味な人たちで、こんなに心の小さい人がたくさんいるものなのかとゾッとしました。確かにマナーは大事ですけれどね…。

私だったら、いくらお母さんのためにという強い決意があっても逃げてしまうかもしれません。七桜は強いな～と思います。

さて、城島が良いタイミングで現れます。きっと、今日子から七桜が落ち込んでいるから行ってこいとでも言われたんでしょうね。そして七桜も、城島に居心地の良さを感じている様子。城島から部屋に誘われた七桜は、母親とかつて住んでいた部屋を見たいという動機で部屋に行くと決めましたが、絶対に城島は何か企んでますよね…。

七桜が城島の本性に早く気付いてくれることを願いながら、読み進めていきたいと思います！