私たちはどうかしている・第53話のネタバレと感想｜BE LOVE

「私たちはどうかしている」第53話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

私たちはどうかしている・第53話のネタバレ

大晦日。 椿と七桜の勝負の日がやってきました。

城島と栞は光月庵の年末の準備をしながら、2人の勝負について話しています。 心配する栞に対し、椿はこの店を知り尽くしているから七桜は勝てないと言う城島。

 

その二人の会話を今日子がこっそりと覗いていると、多喜川がやってきて椿が心配なのかと問います。 (どうやら多喜川は椿を送って来た様子。)

驚く今日子に対し、あなたがなにも妨害しないなんてどういう風邪の吹き回しでしょうかと皮肉を言う多喜川。

息子を信じているのだと去っていく今日子。

栞は多喜川の姿を見かけ、意味深な表情をするのでした。

 

 

 

大旦那の部屋にて、椿と七桜は持ってきた和菓子を目の前に並べます。

七

桜が先に指名され、七桜が取り出したのはお椀。

お汁粉か？と思った椿ですが、大旦那がお椀を開けると、 その中には柚子の上生菓子が。

柚子の香りがお椀によって一気に広がります。

 

 

大旦那はそれを口に入れた瞬間、ずっと続く柚子の香りに癒され、 和菓子が好きだという七桜の気持ちがとても響くのでした。

七桜の菓子には、母親との「ずっと香りが続くお菓子」についての思い出が込められており、七桜はそんなお菓子がつくれたと、心の中で母親に語り掛けます。

 

 

一方、椿が出したのはつばき餅。 シンプルですがとても綺麗で七桜も大旦那も思わず目を奪われます。

大旦那はそれを食べると、どうしてお前がこの味を知っているのかと問います。 そう、それは椿の父親であり、大旦那の息子・樹の味。

椿は、この味は父に初めて教わったのだと言います。

昔、自分が樹に初めてつばき餅の作り方を教えていたことを思い出した大旦那。 自分の味が、代々受け継がれていることに感銘を受けます。

自分の味が再現されたつばき餅に、大旦那は思わず涙を流すのでした。

 

 

そして、もう一つずつ頂いて、考えると言い、 椿は右の部屋、「さくら」は左の部屋にいるように伝えます。

光月庵を継がせたい方の扉を開けると言う大旦那。

 

大旦那は廊下に行き、勝負に聞き耳を立てている今日子を部屋に連れてきます。 そして、お前にもチャンスをやる。と、2つのお菓子を食べさせます。

椿の作ったお菓子を選べばいいだけ！！簡単だわ！！ と今日子は心の中で笑います。

すると、大旦那と今日子の意見は同じだったらしく、光月庵の継承者となる人物の扉が開かれるのでした…。

その結果は…。

 

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私たちはどうかしている・第53話の感想

静かに白熱する七桜と椿の勝負…。 大旦那が涙を流しながら椿のお菓子を食べていたので、椿に分がありそうな気も…。

しかし、七桜のお菓子も手が凝っていてとても美しいものでした。 多喜川さんが前話で七桜にあげていた「みかん」がヒントになったのでしょうか？？ そうだとしたら多喜川さんやりますね～～～！！

あの今日子も意見が一致したと言うことで、次話で正式な継承者が決まりますね。 果たしてどっち…？！？！

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