私たちはどうかしている・最新71話のネタバレと感想｜BELOVE7月号

2021年6月1日発売の「BELOVE」7月号に掲載されている「私たちはどうかしている」第71話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

私たちはどうかしている・第71話のネタバレ

椿に結婚を申し出る七桜…！ 長く押し殺し続けた2人の恋心が…再び花開きます…！

 

突然の告白に固まってしまう椿。 「結婚」という言葉をポツリと繰り返します。

七桜は自分の気持ちをきちんと伝えなければいけないと考えていました。 もう間違えることはできません。

3年前、自分たちは偽りの夫婦だったけれど、このままそばにいたいと何度も何度も考えていたのだと打ち明ける七桜。

七桜は、本当は自分たちは別々の道を歩んだ方がいいということもわかっています。 2人が傍にいれば、自分の存在で椿が事件のことを思い出して傷ついてしまうからです。

しかし椿はこれに異を答えました。 傷つけるのは七桜のほうではなく、自分のほうだと言うのです。 あの日、椿が真実を間違えていなければ…七桜の母親が犯人になることもありませんでした。 椿は、七桜の幸せを奪ってしまったのは自分だと目を伏せます。

互いにそれぞれが罪悪感を抱いている状況です…。

七桜は幸せとは何なんだろうと考えたとき、自分の頭に浮かんだのは椿のことだったと話します。 初めて椿と出会った瞬間…初めて椿と一緒に御菓子を作った日…そのどれもが七桜にとっては宝物だったのです。

七桜は…椿に初めて会った瞬間から彼に恋をしていました。 悲しみも喜びも共有したい…自分が椿を幸せにしてみせると、七桜は力強く想いを告げます。

次の瞬間、椿は七桜を抱きしめていました。 これまで願ってはいけないと思っていた七桜と一緒になる幸せ…。 それが目の前までやってきてしまったのです。 目の前までやってきてしまった幸せを、椿は思わず掴んでしまったのでした。

罪の意識はこれからも消えることはない。 負った傷はそう簡単に癒えることもないでしょう。

それでも椿は、隣で七桜が笑ってさえいてくれたら、幸せなのです。

椿は七桜を見据えて、どうしようもなく焦がれてしまう七桜への恋心を打ち明けます。

自分のすべてをかけて七桜を幸せにしてみせると七桜の手をとる椿。

思いはやっと通じ合い、2人は口づけを交わすのでした。

遠くで七桜の母親が、笑っていてくれているような気がしました―――。

 

 

その後、2人は結婚の発表をまず夕子にします。 実は椿は夕子の店を手伝いながら彼女に世話になっていたのです。

夕子は2人の結婚を心の底から祝ってくれました。

 

 

しかしまだ全ての問題が片付いたわけではありません。 七桜はある日、武六会から呼び出しを受けました。

武六会の集まりで、七桜は多喜川家が武六会から外されたことを知ります。

さらに武六会から、七桜にはある質問が投げかけられました。 それは、「女将の今日子を光月庵はどうするつもりなのか」ということです。

 

後日―――七桜は一人で警察へと赴きます。 そこには窓際に佇む虚ろな瞳をした今日子の姿が…。

 

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私たちはどうかしている・第71話の感想

これまで何年も決して口にしまいと押し殺してきた愛の言葉が…フル全開な感じでした。 あーやっぱこれ恋愛漫画だったんだなぁ…！としみじみ思っちゃいましたね。 溜めて溜めて溜めてやっと…！の純愛描写です。 今話は特に読み応え抜群です。 文字では表しきれない感動があるので、是非今話だけでも皆さんにも絵付きでご覧になっていただきたいところ…！ 七桜や椿の本心がこうやって明確に描写されるのは本当になんだか解放感的な不思議な感じですね～。

ところで今日子ですが…警察の人は七桜のことを「迎えの人がきた」と説明していました。 え、迎えちゃうの！？今日子は逮捕じゃないの！？ ちょっとまだ色々と片付いていない感が否めませんね。 次回は今日子の今後の処遇が決まるかもしれません。 目の離せない展開が続きますね～。