11年後、私たちは・第17話のネタバレと感想

「comico」に掲載されている「11年後、私たちは」第17話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

11年後、私たちは・第17話のネタバレ

物の話ばかりする結衣に対して、使えるなら使うほうがよいとなんとなしに言うと、結衣がムスッとして言い返してきました。

あげくの果てには、嘘でも良いから今度新しいノートパソコンを買ってあげるとでも言ってほしいと涙を浮かばせて言ってきたのです。 結衣の機嫌をとるように、優は一応謝ります。

そもそも、優は結衣の若くて可愛いらしいところに好感を抱いていました。 そして結衣は聞き上手で、男がするなんともない話をうまく持ち上げてくれたので、自分ができた人間になったかのように錯覚していたことに気づき始める優。

 

実際の自分はしょうもない人間で、ありのままの自分ではいられないことに少しずつしんどさを覚えてきていました。

そして結衣に貢ぐお金もどんどんと増えてきており、カードの請求額をも気にしながらデートを過ごしました。

 

一方、萩野は千鶴との映画デートに向けて準備をしていました。 デートらしい服が見当たりません。

とりあえずそれっぽい服を着て、友達に写真で見てもらうと、それでは全然だめだと言われてしまいます。

友達からどんな服が良いのか教えてもらい、同じようの服を購入してくると、次は見る映画を選び始めました。これまたネット情報をもとに、"吊り橋効果"とやらを狙ってホラー映画を予約します。

千鶴もまた、映画を見に行くときの服装のことを考えていました。しかし、デートではないのだからと自分に言い聞かせていました。

 

デート当日。 いつもと違う雰囲気の萩野を見て、千鶴は少し胸をときめかせます。

萩野からホラー映画を見ることを知らされますが、自分が一番嫌いな映画だと言うこともできません。不安げな千鶴の表情を見た萩野は、映画館を出ることも提案しますが、千鶴は萩野が見たかった映画なのだからと我慢します。

 

そんな千鶴に、萩野はイヤホンを渡し、音楽を流してあげました。千鶴は、その穏やかな音楽と萩野のおかげて平気で過ごすことができたのです。

 

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11年後、私たちは・第17話の感想

"若くて可愛い"から選ぶとやはり痛い目を見ますよね。 もちろん外見も重要だと思いますが、それと同時に内面が気の合う人でないと長くは続かないようです。恋というのは本当に難しい。

慣れきってしまっても、冒険してしまってもダメなのですから、自分にとって何が大切なのかを客観的に見極める必要がありますよね。好きな人とのデートのために、色々とリサーチしている萩野はとても愛おしく感じますが、情報だけに頼っていては、いつか破綻してしまうケースもありますからね。

世間一般の情報ではなく、千鶴の意見を聞かないと！！優同様に、頑張りすぎてしまうと、いつか本当の自分でいられないことがしんどさに変わらないことを祈ります。