私たちはどうかしている・最新65話のネタバレと感想｜BELOVE1月号

2020年12月1日発売の「BELOVE」1月号に掲載されている「私たちはどうかしている」第65話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

私たちはどうかしている・第65話のネタバレ

空を仰いだ椿は目に違和感を感じて立ち止まっていました。

 

一方その頃、七桜は多喜川から今日はずっと一緒にいてほしいと申し込まれています。 七桜の頬を撫で、その唇に口付けをしようとする多喜川。

動揺する七桜ですが、多喜川はそんな彼女を押し倒して真剣な眼差しで七桜が欲しいと見つめてきます。

こんな多喜川は初めて見る七桜…。 いつもは見守ってくれるような優しい瞳で七桜を見つめる彼が、こんなにも私欲に従順な眼差しを向けてきます。

多喜川の思いに応えなければ…と七桜は多喜川に身体を許しかけるのですが…彼が放った一生大事にするという言葉が引き金となって、七桜は椿の俺なりに大事にするという言葉を思い出してしまいました。

無意識のうちに多喜川を拒んでしまった七桜。

多喜川はそれを受けてすぐに引き下がり、いつものおちゃらけた雰囲気に戻りました。

多喜川は七桜に事件のことをもう忘れたほうがいいと言い残して出て行きます。

 

七桜が母からの手紙を眺めて考え事をしながらその場に立ち尽くしていると、ガラッと扉が開きました。 入ってきたのは椿です。

椿は「七桜へ」とかかれたその手紙を見て、事件に関係するものなら俺にも見せてくれと言いだします。

椿が傷つくかもしれないと躊躇う七桜ですが、椿から真実を知りたいと言われてこれを承諾します。

部屋に映り、椿は七桜の母が残した「私は何もやってない」と記された手紙を始めて目にします。

しかし手紙を呼んでいる最中、椿はまた目がボヤけはじめてきて…。

七桜はそんな椿の異変にすぐに気が付き、彼の目が完全に元に戻ってはいないことを察しました。 椿に問い詰めると、手術はしたけれど回復には個人差があって後遺症が残る場合もあるのだという話を聞かされます。

椿に御菓子を作り続けてほしくて自分が光月庵の当主の座を彼からもぎ取ったというのに…七桜は落胆します。

しかし椿は、七桜が当主になっていなかったら今頃自分は完全に視力を失っていたに違いない、だから落胆する必要なんかないと言ってきました。

七桜は胸が熱くなるのを感じました。 自分が想いを向ける相手はやはり椿なのだと確信します。

椿はふと、百合子さんがかばったのが俺だったらどうする？もしかしたら俺がお父さまをころしたのかもしれないと言いだしました。

ずっとずっと恐れていたこの最悪の可能性を、椿はついに口に出したのです。

 

一方、静かにお茶をたてている秀幸のもとに一人の来客が訪れます。

なんとそれは…女将。 彼女は秀幸にお願いがあると言い出します。

もうなにもかも全部終わりにしたい…そう告げる彼女は不敵な笑みを浮かべて秀幸を見つめていました。

 

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私たちはどうかしている・第65話の感想

出たー！女将ー！ 秀幸にお願いですか…一体何でしょう？ 秀幸もホイホイと女将のお願いを聞いてしまうのでしょうか…。

なんでも女将は毎年椿の花がとても綺麗に咲くころに秀幸のもとを訪れているのだとか…。 毎年そうやって会っていたんですかねこの二人は。

さて、多喜川からのアプローチを拒絶してしまった七桜。 やはり心の奥底では椿への思いが捨てきれずにあるようです。 振りほどきたいのに振りほどくことができない椿への恋心…もう互いにこんなにも執着心が捨てられないのなら素直にとっとと一緒になってしまえばいいのに！と読者の誰もが思っていると思います…。 モヤモヤする展開ばかりでそろそろハッピーな七桜の笑顔が見たいところですよね。