うるわしの宵の月・最新5話のネタバレと感想｜デザート2月号

2020年12月23日発売の「デザート」2月号に掲載されている「うるわしの宵の月」第5話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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うるわしの宵の月・第5話のネタバレ

いつも市村に振り回されがちな宵は、彼が動揺するところを見たかった。

市村に、お試しで付き合ってみようと提案した宵。 冗談で言い寄ってきただけだろうし、市村は誤魔化すに違いない…。

そんなふうに思っていたのに、目の前の市村は心底驚いた顔で本気かと聞き返してきた。

予想と違って宵の方が動揺してしまうが、その後市村の口から出てきた言葉に固まってしまう。

 

お試しで付き合うというのは、キスや体の関係も含まれるのか？ そもそも何もないのでは付き合う意味がない。

市村の言葉に、宵は一気に冷静になる。 考えさせてくれと言って、彼から逃げたのだった。

 

クラスの友達・のばらと寿に苦悩を打ち明ける宵。 その顔は、普段女子から「王子」ともてはやされているのとはかけ離れ、すっかり「女子」の顔になっていた。

その時、宵のクラスに市村がやってきた。

突然のもう一人の王子の登場に、宵のクラスの女子は騒然。 しかも今回は男友達も連れてきていて余計に目立っている。

誤解を恐れた宵は、すぐさま市村達をクラスの外に連れ出し、こういうことはやめるように忠告をする。

しかし、市村は宵が昨日付き合おうと言ったことの続きが気になっているようだ。 どうするのかと聞かれた宵は、一晩で考えあげた契約書を取り出した。

契約書の内容は、この付き合いが2週間〜1か月程度のものということ。 付き合ってることを秘密にすること。 意図的な体の接触はなしにすること。 お互いのどちらかに好きな人ができた場合、この契約は終了すること。

その内容に市村は了承し、ついに2人は付き合うことに…！ 予鈴が鳴り、寿たちと、市村の男友達は去っていく。

続こうとする宵の肩に手を回し、引き止める市村。

俺のものを独り占めしたいのだと正面から言われ、宵は赤くなる。 触れてくる市村に、早速契約内容に反していると突っ込むがスキンシップだとかわされてしまう。

市村の独占欲を宵が指摘すると、市村は驚く。 今まで女子からそんなことを言われたことはなく、欲しいと思ったものは宵が初めてだ。 思わず宵が聞き返すと、市村は「なんだっけ」と言い出す始末。すっかりいつも通りの市村。

その夜、宵は改めて人生初の彼氏が市村で良かったのだろうかと考える。 しかし、欲しいと思ったのが初めてだと言われた言葉を思い出し…。

 

その頃、市村の携帯が鳴る。 男友達と外食していた市村は、携帯を見てむせ返る。

そこにはなんと今日連絡先を交換した宵からのメッセージ。 来週の土日にデートをしないかというお誘いの内容だったのだ。

宵は、思い切ったメッセージを送って赤面していた。 周りが言う「運命」「縁」というものをなかなか信じられない宵は、自分で見極めようと決心していたのだった。

市村は宵からのメッセージを見ながら何かを考えるようにして…？

 

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うるわしの宵の月・第5話の感想

付き合おうという宵の提案に驚くものの、すかさず条件を聞き出す市村先輩。 さすが一筋縄ではいきませんね。結局宵の方が動揺しちゃったし（笑） しかし結局は付き合うことになって読者としては嬉しい〜！(*ﾟ▽ﾟ*) ただ、契約内容からすると、付き合う期間が短いですよね。 しかもお互いに別の好きな人ができたら契約終了って…！？ これは市村先輩以外の人に、好意を抱いてしまうことがあるかもしれないというフラグでしょうか！？

今回も少しだけ、市村先輩の心の部分が見え隠れしていた回でした。 欲しいと思うものがなかったって、そう思うのは宵が初めてっていう言葉。 彼の実家が裕福なことに関係がありそうですよね〜！ なんでも与えられて育ったけど、欲しいものがなかったということなのでしょうか…。 だとすると少し悲しい気がしますが、まだまだ市村先輩の謎は解けません。 最後のシーンでは、市村の母親が頻繁に連絡をしてくるタイプかのような表現がありましたし…！ さて、宵が思い切ってデートのお誘いをしましたが、一体どんなことになるのやら！

市村先輩、デートも絶対かっこいいですよね！？楽しみすぎてたまりませんっ！

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