わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ2巻(4章)と感想

「わたしの幸せな結婚」小説版・第2巻4章のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ2巻4章のネタバレ

新の協力のもと美世が久堂家に到着すると、誰にも助けられず危篤状態の清霞の姿が。 異能者の霊の怨念が毒となって、清霞の心を蝕んでいるのだと言います。

新は美世の「夢見の力」を使って、清霞の命を救うことができるかもしれないと提案します。

覚悟を決めた美世は、自分が清霞の中に入り、清霞の魂を探し出すことに。清霞の手を握り、意識を集中させると、見渡す限り真っ暗な闇が続く世界へ到着します。 自分まで飲み込まれてしまいそうな恐怖が襲いますが、それでも清霞を助けたいと真っ直ぐ進んでいく美世。

微かな音が聞こえたかと思うと、だんだんと周りの風景が星空に変わります。そこで、ようやく死者の強い怨念と一人戦う清霞を見つけたのでした。

美世の存在に気付いた清霞は、思わず美世を抱きしめます。清霞の隣へ並んで手を握り、消えてと呟く美世。

すると、次々と湧いてきた怨霊は全て一気に霞んで消えていったのでした。 二人は手を繋いだまま、真っ暗な夜道を歩きます。

美世は、清霞とまた会えたこと、そして救うことができたことに心から安堵するのでした。

そして、美世と清霞はお互いの至らなかった点を謝り、これからもずっと一緒にいたいのだとお互いの気持ちを確かめ合います。 薄刃家の二人のことも今では好きだけれど、やはり自分の帰りたい場所、一緒にいたい人は清霞なのだと強く思う美世。

美世が目を覚ますと、そこには同じく目を覚ました清霞の姿が。清霞の命を救えたことが分かり、ほっとした美世は涙が止まりません。 そんな美世を清霞は優しく抱擁します。その様子をずっと見ていた新や葉月たち。美世は少し落ち着いたところで、ようやく周りの目に気付くと、恥ずかしさのあまり叫び出しそうになります。

美世は姿勢を正し、帰ろうとする新に精一杯の感謝を込めて頭を下げます。 自分のしたいようにしただけだと苦笑する新。帝からの罰を受けることになったら、自分も薄刃家の一員としてちゃんと罰を受けると美世は伝えるのでした。

 

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わたしの幸せな結婚・小説2巻4章の感想

一時は二人の邪魔をする敵かと思われた新でしたが、今回はそんな新のおかげで清霞を救うことができました。 改めて、薄刃家が良い人たちで良かったですね。

また、これまでうまく気持ちが伝えられず、すれ違い、一時はバラバラになってしまった清霞と美世でしたが、ようやくお互いの気持ちをちゃんと伝え合うことができました。 お互いを想う気持ちが一つ一つのセリフから伝わってきて、とても心に沁みました。不器用な二人ですが、今後はお互いに本心をさらけ出せるような関係を築いていってほしいものです。

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