わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ4巻(3章)と感想

「わたしの幸せな結婚」小説版・第4巻3章のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ4巻3章のネタバレ

美世と薫子は一緒に給湯室の掃除をすることに決めます。その間も、清霞と薫子がかつて恋仲だったらと考えては不安になる美世。

水を汲みに行った薫子が数人の隊員と遭遇します。女には掃除がお似合いだ、男の仕事に介入するなと薫子に聞こえる声で嫌味を言う男たち。 薫子は気にしない様子で受け流します。その様子を見ていた美世は、誇りを持って職務を全うしようとしている薫子が性別だけで否定されることを理不尽に思います。

薫子は女に生まれたことを後悔することがあると言いながら、明るく笑い飛ばすのでした。

帰宅して清霞と話す美世。

異能心教の拠点爆破によってひどい火傷を負った五道は、まだ面会できる状態にないのだと聞かされます。 面会の許可が降りたら、清霞と一緒にお見舞いへ行こうと約束するのでした。

また、偶然美世と薫子の様子を見ていた隊員から報告を受けていた清霞は、美世たちが嫌な思いをしているのではないかと問います。

清霞の助けを借りると、より事態が悪化すると考えた美世は、自分たちで解決したいと伝えます。 何も感じないと自分を騙し、心を守る薫子が、実家にいた頃の自分と同じだと思う美世。 薫子のためにできることは無いかと考えます。

翌日、美世は水汲み場の掃除に取り掛かろうとします。 すると、近くに薫子と美世の悪口を言う隊員が居ることに気付く美世。

ここ数日、陰口を言われない日はなく、半数ほどの隊員が美世と薫子の存在に不満を持っているようでした。 薫子のことを悪く言う男たちに腹を立てた美世は、無意識に男たちのところへ向かい、そして言い合いになります。

男たちの一人は先日薫子と道場で手合せし、負けた隊員でした。 認めないと言うなら、薫子と勝負をして勝ってからにするべきだと主張する美世。

その言葉に腹を立てた男が美世に暴力を振るおうとしたところで、薫子が止めに入ります。男たちは不機嫌そうに去っていくのでした。 美世は薫子のために手作りのお饅頭を作ってきました。そして、自分でよければ話を聞くと薫子を思いやる美世に、泣き笑いを浮かべる薫子なのでした。

 

『わたしの幸せな結婚・小説版』の最新話を無料で読むには？！

『わたしの幸せな結婚・小説版』の最新話を今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

わたしの幸せな結婚・小説4巻3章の感想

出会って間もない薫子を思いやる美世。これまで自分自身も似たような経験をしたからこそ、気持ちを理解して優しくできるのだと思います。

薫子は長い間、男性隊員の中でたった一人の女性として働いてきました。 これまでもきっと同じように嫌味を言われてきたはず。同じ気持ちを共有できる女性もいない中、負けないで頑張ってきた薫子は強い人間だなと思いました。きっと美世と薫子にとって、これからお互いの存在が支えになっていくと思います。