終の退魔師・第103話のネタバレと感想｜サイコミ

「サイコミ」に掲載されている「終の退魔師」第103話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

終の退魔師・第103話のネタバレ

バチカン―――。

教皇に頼んで、教会の地下室へとやってきたユーリ。 中は図書館のような資料室のような密閉された場所でした。

中にいたアキラの師匠は足音でユーリが来た事に気が付き、予め手に持っていた一本の巻物を投げてよこしました。

そこには「黒煙の魔神」についての歴史が記されています。 黒煙の魔物は強大なその力で18もの王国を滅ぼしてきました。 そのためウルクの王が世界中から退魔師を集め、7日7晩の死闘の末にこの魔神に勝利したのだそうです。 しかし大勢の退魔師たちの力を以てしても、魔神の命を奪うことまではできませんでした。 そこで彼らは魔神の力を8つに分けてそれぞれを世界の果てに封印することにしたのです。 8人の退魔師が器となって魔神の力を封じ、神殿の奥に身を投げました。

そして神殿の内部には強力な魔物を放ち、神殿の外には守り人の村を作り、何人も神殿内に立ち入れないようにしたのだとか…。

 

読み終えたユーリに、アキラの師匠は、"ユーリに相談があってここに来たんだ。"と言い出してきます…。

 

 

かつて魔神の一つが封印を解かれたその直後…。

久々に外の世界にでた魔神は、"二度と封印なんてされたくない。"と切望していました。 しかしすぐに退魔師たちに見つかってしまった魔神。 彼はとにかく戦わずに逃げ続けることを優先して生きながらえました。 あの封印の地連れ戻され、再び永遠の闇の中を生き続けるなんて何が何でも避けたかったのです。

しかし百年逃げ続けたある日、魔神はついに退魔師たちに追い詰められてしまいます。

体は動きませんが、心の中で最後の最後まで足掻き続けた魔神は、なんと肉体を離れて別の人間に乗り移る術を手に入れます。 この「乗り換え」を利用して、宿主を次から次に変えて生きながらえ続けてきた魔神。

そんな中出会ったのが、自分のことを「ママウ」と呼び慕うジャーでした。

致命傷を負ったジャーがマニラで病院に運ばれた際…。 魔神はジャーの命が危ぶまれていることを悟りますが、周りに乗り移るのに最適な肉体がなかったためジャーの傷をいやして再び彼に憑りつく道を選びました。

魔神が力を使って傷を癒してくれたことを知ったジャーは、彼にお礼を言います。 夜の闇を走り抜けながら、2人は住宅地にたどり着きました。

すると路地からスタスタと現れる男の姿が。 その男は…黒沢アキラです…。

 

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終の退魔師・第103話の感想

青年と魔神のやりとりがなんだか親友ちっくでちょっとほっこりしました。 しかしそんなムードも束の間…って感じですね。