終の退魔師・第109話のネタバレと感想｜サイコミ

黒沢が押していたはずのこの試合も徐々に形勢逆転しはじめ、ママウと合体したジャーが優勢となってしまいます。しかし黒沢はそんなことは了承済みでした。自分が劣勢になることがわかっていてこの「試合」の形式をジャーに持ち掛けたのです――――。

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「サイコミ」に掲載されている「終の退魔師」第109話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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終の退魔師・第109話のネタバレ

あと1本とれば勝利となる黒沢は、ジャーに攻撃をしかけます。

しかしジャーとママウは融合が完了しつつあり、目が追い付かない速度で黒沢の頬へとパンチを打ち込んだのです。

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千景とテラスで話しをする黒沢。

戦いの前、2人はジャーと魔人が融合した時のことを話し合っていました。ジャーと魔人が融合すると正攻法での勝率が下がるため、その場合はジャーの力を封じ込めなければなりません。

黒沢は、ジャーを本気にさせないことをポイントとして挙げました。

このリングを設置したのも、大会の続きをやろうと提案したのも、黒沢が武装をしていないということをジャーにアピールすることが目的だったのです。あくまでも試合であるということを強調することによって、成功率が高くなると黒沢は予測しました。

しかし黒沢の作戦だと魔煙(クヮルム)が使えないと指摘する千景。黒沢は"魔煙を使うつもりはない。"と答えるのでした――――。

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千景の心配していた通り、ジャーは魔煙によって能力値を高めたため、黒沢は圧倒的に不利になってしまいます。 "なんとかする。"その黒沢の言葉通り、ジャーの攻撃を受けながらも攻撃をしかける黒沢。

そして黒沢は千景との話し合いの続きを思い出します。 "最悪仕上げは魔煙を使っても大丈夫だから、その時のために千景の術式を借りたい。"

千景の術式を借り応戦する黒沢は、魔煙式キックバックをジャーに打ち込みます。応戦するジャーは、自分が術に縛られていることに気付きました。

実はリングの各コーナーに、予めジャーを封印する術式を仕掛けていたのです。しかし短時間で東森ほど協力な魔術を使えない黒沢の封印は、すぐに崩壊することは目に見えていました。

"千景さん、はやく！" その言葉と同時にジャーとママウがついに融合してしまったのです。

"ついに魔人を退治するときが来たようだな…。" 黒沢と千景は魔人に向かい合ってそう言いました―――。

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