最終更新日: 2022-08-08

ちはやふる・第246話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜BE・LOVE 8月号

名人戦・クイーン戦共に互いの陣に1枚ずつの札を残し、運命戦に突入！新たな名人とクイーンは誕生するのか、はたまた現王者たちが防衛を果たすのか！泣いても笑っても、これが最後の戦いです。長きにわたった戦いが、激動のクライマックスを迎えます！

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ちはやふる・第246話のあらすじ（ネタバレあり）

激闘の第5試合がついに決着！

名人戦・クイーン戦共に、運命戦を迎える前代未聞の事態です。

残された札は互いの陣に1枚ずつ。「せ」と「たち」の2枚です。

現クイーンの詩暢は闘志こそ尽きていませんでしたが、千早のパワーに圧倒されがち。
目の病を背負い引退を考えている現名人の周防は、あと1枚分かるたを続けることができる喜びを噛みしめています。

千早と新は、次に読まれる札が何なのかを熟考。
送った札は……2人とも「せ」でした。

「ちはやふる」は千早の札。「わたのはら　や」は綿谷新の札。そして、「たちわかれ」は太一の札。

千早と新は、太一の札を自陣に残したのです。
気持ちはいつも太一と一緒に。選手ではない太一も、ずっと傍で戦ってくれているのだと千早たちは考えます。

そして対に読まれた札は……「たちわかれ」！新と千早の読みが見事的中し、2人は札を奪取します！

この瞬間、新名人と新クイーンが誕生したのでした。

（※次回、ついに最終回です！）

最高の形のフィナーレを迎える
まさか2人が一緒に勝利を手にするとは！最高の形で戦いを終えることができました！

最後の札が「ちはやふる」でも「わたのはら」でもなく太一の「たちわかれ」であったのもグッときてしまいましたね。
太一の魂もずっと傍で戦ってくれていたんだなという感じがしてたまらないです！

終盤で会場にきた太一も、この展開には特別な感情を抱いたことでしょうね！

孤高の選手・詩暢の心境に変化
最後までかるたの高みに一人で上り詰めようとしていた詩暢でしたが、負けが確定した瞬間に彼女の中には千早と共に頂点へと到達したイメージが流れてきます。

これまで札を唯一の友として孤独に戦い続けてきた詩暢が、初めて心から仲間と思える相手を見つけることができた瞬間です。

名人を奪われるもどこか清々しそうな周防
自らの選手生命に終わりが近いことを悟っている周防。
天才と言われた周防がこの戦いで全てを出し切り、その上で負けたということは、自分以外の選手たちがそれだけ力をつけたことを意味します。

試合後の周防の表情を見る限り、負けた悔しさよりもかるた界の後継が育った喜びの方が勝っているような気がしました。

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