サレタガワのブルー・第135話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「サレタガワのブルー」第135話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

藍子がようやく自分の過ちの大きさに気が付く

暢と梢は隠し続けていた互いの気持ちを打ち明け合い、晴れて両想いになります！

しかしその一方では、暢の元妻・藍子は悲惨な転落人生を転がり続けていました。

ホストのレオの彼女となった藍子でしたが、レオは典型的なDV男です。藍子が他の男の名刺を受け取っただけで激怒し、彼女を雨が降りしきる中ベランダに閉め出すレオ。しかしその一方でレオは、風邪を引いた藍子をそのままにして客とアフターに行ってしまいます。

自分は名刺をもらうことすら許されないのに、レオは何人もの女性と食事に行ったりしている……。そんな理不尽すぎるこの現状に、藍子の心は次第にすり減っていきました。

心も身体も疲れ果ててしまった藍子が思い出したのは、元夫・暢が作ってくれた「たまご粥」で……。

藍子は、今更ながらに自分を本当に愛してくれていたのは暢だけだったことに気が付くのでした。

藍子の後悔

思えばこれまで藍子が付き合った男たちは、みんな藍子の顔と身体が目的の男たちばかりでした。藍子もそのことにようやく気が付くのですが、そんな中で自分のことを本気で愛してくれたのが暢だけだったこともようやく理解します。

藍子が風邪を引くたびに「たまご粥」を作ってくれた暢。藍子は暢の優しさと献身的な姿、そして自分に対する本当の愛を思い出し、レオの部屋で一人涙を流します。

寂しさと同時に込み上げてきたのは、暢に対する罪悪感でした。藍子は自分を本当の意味で愛してくれていた暢を、最低な形で裏切ってしまったことを自覚します。彼女は今更ながらに自分の過ちの大きさを理解したようです。

レオの本音

レオは度々、ホストでNo.1をとったら転職して普通のサラリーマンになり、藍子と結婚したいと漏らしています。そんな彼の現在の順位は、4位から2位を行ったり来たりです。

No.1になりたいというのが本音だったとしても、本当に藍子と結婚する気でいるかどうかは今のところ謎なのが現状なんですよね。レオが最初に藍子を気に入ったのは、彼女のお尻でしたし、結局身体目的である可能性も十分にあり得ます。

例え本当にレオと結婚できたとしても、結婚したからといってDVが治まる可能性も低い気がします。どっちにしろ藍子を待つのは、悲惨な未来だけな気がしてなりません。

しかし藍子は、レオはホストをやめたらきっと変わってくれるはずだと信じています。レオのことが好きで信じているというよりは、レオ以外に縋る相手がいないというのが正しい言い方かもしれません。

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前話の暢と梢の幸せ全開のストーリーから一転して、今回は藍子の転落人生回でした。二人の人生の落差がえげつないレベルですね。

気になるのは、現状の藍子の姿を暢が見たら彼が一体どんな感情を抱くのだろうか、という点です。暢のことだから、藍子に手を指し伸ばしそうな気がします。

さらにレオに対して、何かアクションを起こす可能性もありますよね。そんな暢の姿に藍子が惚れなおしてしまって、梢と藍子から想いを寄せられる暢……そんな展開を妄想してしまいました。

どっちにしろ、藍子と暢が今後関わり合いがないっていうのがちょっと寂しい気がしてしまうんですよ……。二人の人生が再びどこかで交わり、かつ藍子が猛省して結果的に全員にハッピーエンドになってもらいたいです。それは欲張りすぎる結末ですかね～。

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