ちはやふる・最終回247話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ BE・LOVE 9月号

2022年8月1日発売の「BE・LOVE」9月号に掲載されている「ちはやふる」第247話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ついに最終回！かるただけでなく千早たちの恋にも決着がつく

勝利を勝ち取った千早と新は、ついに新クイーンと名人の座に上りつめました。しかし千早は勝利の直後、その場に倒れて爆睡してしまいます。どうやら精神力を使い果たしてしまったようです。

一方でインタビューを受ける新は、緊張しすぎてしどろもどろにしか話せませんでしたが、勝利の決め手は試合の合間に食べたソースカツ丼で祖父と地元のことを思い出せたからだと語ります。

その後、太一は大量のお茶を2人に差し入れにきました。並んで歩くクイーンと名人の千早と新は、太一にとってもはや手の届かない高みの存在となっています。しかし太一はここで、新に対して宣戦布告！来年は自分が新を倒しにこの場に来るのだと、興奮した表情で告げるのでした。

その後しばらくして、千早たちはついに高校を卒業します。
千早は、部室にいる太一のもとへ。彼女はついに、太一に対して恋心を打ち明けます。2人はそのまま付き合うことになりました。

その知らせを聞いた新はショックを受けつつも、10年後には自分が千早の隣にいれればいいと大胆にも略奪愛を宣言するのでした。

その後開かれた男女混合の全日本選手権。そこには詩暢や周防を始めとした、歴戦の猛者のOB組の姿もあり、かつての顔ぶれが一堂に会して、かるたに興じているのでした。

千早が選んだのは太一だった

傍から見たら、どう見ても新とお似合いな感じの千早。太一もそう感じていたらしく、新に宣戦布告するシーンでは、かるたでも恋敵として新に勝つという2つの意味での宣言のように見えました。

2人が名人とクイーンになって自分の手の届かない存在になってしまったと感じていた太一でしたが、結果的に千早の気持ちが自分に向いていた事実を知り、心底嬉しい様子でしたね。

かるた界への影響力が強い詩暢

試合後、詩暢は控室に戻り、敗北を噛みしめ、悔しさを露わにしました。しかし敗者にも関わらず、早々に詩暢にもインタビューが来ます。負けたとはいえ、詩暢のかるた会への影響力は依然として大きいもののようでした。

そのこともあってか、詩暢はその後かるた関係の配信者として人気がうなぎ上りに。道場やぶりなどの企画で視聴者を沸かせたり、小学生向けにかるたを教えたり、様々な方面で精力的に活動を開始しているようです。

これまでの「孤高の戦士」だった詩暢の心境に、大きな変化があったようですね。

周防は結局かるたをやめなかった

周防は新との試合を目途に、かるたの前線から退くつもりでいました。しかし、結局彼はかるたをやめません。

しかも目の不自由な人向けのかるた界に身を置くわけでもなく、周防は普通のかるたをやり続けます。

例の試合で新に引導を渡すつもりでいた周防でしたが、敗北後に周防の中で強くなった想いは、「新を倒したい」という想いだったようです。

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ついに最終回を迎えました！15年の連載というのは少女漫画としてはかなり歴史に残る部類ですよね。

最終的に千早と太一がくっきましたが、この長年の恋心の集大成としての描写にしてはけっこうあっさりしていた気がします。告白シーンが1ページで済んでいましたからね。

新はかなりショックを受けたようですが、略奪愛を宣言するあたりが、読者に今後の展開を想像させる余地があっておもしろいなと思いました。

後日談などで千早たちの結婚の話なんかも見れたら楽しいですよね。それに関しては今後に期待です！