『禁忌の子』の第17話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想まとめ

「めちゃコミック」に掲載されている「禁忌の子」のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ソフィアの入寮が決定！

狩猟祭で悪魔一族グレモリー公爵家の後継者エヴァン・グレモリーから優勝カップを譲渡されたソフィア・ドミニオン。父親と交わした「優勝カップを手にしたら入寮する」という約束を、見事現実のものとしました。

しかし父親はソフィアの入寮にあたり、護衛の男を1人連れて行けと言いつけてきます。護衛の男の名前はドミニオン騎士団のラシード。ソフィアはこのラシードを、何とか味方側に引き込めないか模索します。

しかし、ソフィアの弟のアレスが乱心し、事態は思わぬ展開に……！？

ソフィアの目的は

ソフィアの目的は、禁忌の羽化を迎える20歳までに海外留学をすることでした。そして国外に逃れて生き続けていると言われている禁忌の子に実際に会い、淫魔に堕ちずに生きる術を模索することこそが、ソフィアの真の目的です。

ラシードとは

ラシードは、一族傍系の男と他国の女奴隷の間に生まれた男です。ラシードは腕は立ちますが、ドミニオン家の容姿的特徴を持っていないため、出生は不可能とされていたはみ出し者でした。

留学中の発情をどう止めるかが鍵

ソフィアが無事に留学を実現させるためには、まず、留学中に起きてしまった発情をどのようにして止めるかが鍵となります。身近に発情を止められるような男性がいればいいのですが、まさか護衛のラシードをその役に任命するわけにもいきません。この問題は、ソフィアの留学に関する最後の難関になりそうです。

17話の後半では、姉を想いすぎるアレスが乱心し、ソフィアを押し倒してしまいます。また、媚薬を使ってソフィアの発情を誘発したことをソフィア自身から指摘され、言い逃れできず開き直る様子も見られました。

アレスは身体は大人ですが、中身はまるで子供のような人物です。彼はソフィアを失うくらいなら、自分の父親の命を奪っても構わないという内容の発言までしてしまいます。

この発言を父親が聞いたら、アレスは即刻勘当されてしまうことでしょう。しかし思考が幼稚なアレスはそこまでの考えに至らない様子です。

ひたすらにソフィアと結ばれることのみを考えているアレスは、ソフィアを屋敷の奥に監禁して永遠に2人きりで過ごしたいと、危険な思想を抱いているようです。しかしもはやそれは、ソフィアの幸せを望むというよりも、自分の欲望を叶えたいと強く願っているだけです。

基本的に自分本位で、ソフィアに対する強い執着心を抱くアレス。そんな彼がこのまま大人しくソフィアの入寮や留学に目をつぶるはずがありませんよね。

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