うちの弟どもがすみません・第48話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜別冊マーガレット 2024年6月号

「別冊マーガレット」2024年6月号に掲載されている「うちの弟どもがすみません」第48話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

源が成田家を出禁に！？

急遽、成田家の両親が転勤から帰ってきました！2週間後には本格的に引っ越しが始まるそうです。

これで子供たちだけの生活もようやく終止符を撃つのか……成田家では各々の喜びと不安が織り交ざった複雑な雰囲気が流れています。

そんな中、なぜか源が父親から成田家を出禁にされてしまい！？その理由とは……。

源とお父さんは最初から険悪モード

自分の家なのに出禁になるなんておかしな話ですよね。お父さんが帰ってきたときから、源とお父さんの間には険悪なムードが流れていました。事の発端は、源が自分と糸の未来について、腹を割ってお父さんに話を切り出したことが始まったようです……。

寝耳に水すぎて……

当初は、事情を知っているお母さんが、それとなくお父さんに事前に話をしてくれる手筈でした。しかし、どうやらお母さんはお父さんに源と糸の関係について話しそびれてしまったようなのです。お父さんが転勤から帰ってくるなり、いきなり聞かされたのは子供たちが恋人同士になっているという衝撃的な現状。そんなの受け入れるのに時間がかかるのは、当然ですよね。

受け入れられないわけじゃない

話を切り出した当日は取り乱してしまったお父さんと源。しかし、しだいにお父さんの気持ちは落ち着いて行ったようです。改めて糸と話をしていたときには、お父さんはすでに2人のことを認めているような口ぶりでした。しかし、そんな中で出された源の成田家出禁の命令。果たしてお父さんは何を考えているのでしょうか？

源に対する試練？

源は、自分が学校を卒業したら糸と一緒になると、お父さんに進言していました。もしかしたらお父さん的には、学校を出てすぐに糸と2人になるのは生活の基盤が整っていないため、まずは源に1人でも生きていく力を身につけさせたいと考えたのかもしれません。ただ、そうだとしてもいきなり家から追い出す形をとるなんてあんまりですよね。

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お父さんの思惑がよく読めませんが、子供たちのことを思って何かと奮闘しているのだけはよく伝わってきます。

お父さんは、自分がいなくても子供たちだけで生活がうまく回っている現状を見て、少し寂しく思っているようでした。

確かに成田家の子供たちはそれぞれがきちんと自分の役割を担い、助け合いながら生活してきましたから、チームワークは抜群です。日々の生活だけなら親の力が必要ないと言えば確かにそうかもしれません。

ただ、糸も源ももうすぐ受験生です。家事に時間を割くよりも、勉強に時間を多く割かなければいけない時期が近づいています。

そんな時期に両親が家に帰ってきてくれるのは、心強いですよね。