お姉ちゃんの翠くん・第12話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜コミックシーモア

「別冊マーガレット」「コミックシーモア」などに掲載されている「お姉ちゃんの翠くん」第12話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

「お姉ちゃんの翠くん」第12話は、コミックス第3巻に収録されています。

夏祭りに遊びにきたスイたち。菖のアプローチは相変わらず激しくて……

菖は、スイを夏祭りデートに誘いました！……が、結局、男3人女3人の大人数で行くことになってしまいます。

大所帯でも菖のアプローチは凄まじく、スイは翻弄されっぱなしです。スイに対する恋心を自覚してからというもの、菖は事あるごとに妙に男らしく見えるし、オタクとは思えないほどやたらと積極的になっていました。

さすがに菖とスイの関係が以前とは違いすぎるため、友人たちも2人に気を使い始めます。スイの友達の柚と花音は、菖とスイが付き合っているのではないかと興味津々の様子。

しかし、スイの話から「菖の片思い」「スイはスイで別に好きな人がいるが、すでにフラれているようなもの」であることを知った柚と花音。親身になりつつも、2人はスイが思いもしなかったアドバイスをしてくれます。

その言葉が心に響いたスイは……。

スイは初恋を大切にしようとしていた

スイは、自分の初恋が時間とともに昇華されるまで、大切にしようと考えていました。そのため菖から「お試しで付き合ってみてほしい」と言われた時も、「大切な長馴染みを利用することはできない」「初恋が消えるまで大切にしたい」という2つの理由から、菖をフった経緯があります。

初恋と今の恋愛は別物

しかし、柚と花音は、「初恋を大切にすること」と「次の恋をすること」とは全くの別物なのだと話します。要するに、初恋を大切にしつつも、菖との関係が恋愛に発展することは、何も悪いことではないと2人は言うのです。その言葉が胸に刺さったスイは、菖のことを意識するようになってしまったようで……！？

夏祭りで思わぬ人物と遭遇

友人からのアドバイスを受けて、菖のことを意識し始めるスイ。しかしそんな中、スイは菖と祭会場ではぐれてしまい、なんと翠くんと遭遇するのです。翠くんはバッチリ浴衣に身を包んでいますが、その隣に彼女の桃華の姿はありません。どうやら桃華は仕事が忙しくてお祭りデートをドタキャンした模様。翠くんは寂しさを紛らわせるために、1人で祭会場を訪れていたのだと考えられます。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

1人でお祭りに行くなんて、こんなに悲しいことはないですよね……。やはり翠くんが常日頃から抱いている不満は、桃華が仕事を優先しすぎていることに関係がある気がします。

ただ、本当に桃華のことが好きなら、ここは寂しさを堪えて桃華の仕事を応援してあげてほしいところです。桃華も社会人としてまだ歴が浅いので、仕事が詰まってしまうのは多少は仕方がありません。

まだ大学生の翠くんと、かたや社会人の桃華。2人の間で、大きなすれ違いが怒っていることが露呈した回となりました。