お姉ちゃんの翠くん・第16話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜コミックシーモア

「別冊マーガレット」「コミックシーモア」などに掲載されている「お姉ちゃんの翠くん」第16話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

「お姉ちゃんの翠くん」第16話は、コミックス第4巻に収録されています。

スイと翠くんとの別れ

ついに破局に至ってしまった翠と桃華。その知らせを聞いたスイは、ショックを隠せません。大好きな2人には、いつまでも幸せでいてほしかったのです。

自分よりも落ち込んでいるスイを見て、桃華は、久しぶりに姉妹水入らずでお風呂に入ろうともちかけます。

会話の内容から、「翠くんから別れ話を切り出した」「しかし、気持ちが残っていたのは翠くんのほう」「桃華からつらい別れ話をさせないために、翠くんから切り出した」ということが明らかになります。

底抜けに優しすぎる翠くんに、スイは納得できていない模様。翠くんの様子を見るため、彼のバイト先に行ってみるスイです。するとやはり翠くんは、見ていられないほどに悲しい顔をしていて……。

もう、会えない

桃華と翠くんが別れたということは、今後、スイと翠くんの接点もなくなってしまうということになります。スイにとって翠くんは「お姉ちゃんの彼氏」という儚い関係性しかなかったのです。つまり、桃華と翠くんの別れは、スイと翠くんの別れを意味していました。

翠くんに後悔はない

お互いに好きな気持ちは残っていたであろう桃花と翠くん。しかし、互いを恋人として気遣うことが次第に重荷になり、いつしか素直に笑えなくなっていることに翠くんは気づいてしまいました。このまま無理に交際を続けても、結局はどちらかに限界がくる。そうなる前に、お互いの未来のために、翠くんは別れを切り出してくれたのでした。

タイミングが悪かった？

もし、翠くんがすでに獣医師として働いていて、桃華の仕事が落ち着いていたら、また違う未来が待っていたかもしれません。お互いに仕事が忙しいことから、2人の時間が取れないことに関して理解し合うことができていたでしょう。「大学生」と「社会人」という立場の違いが、破局に至った大きな原因の1つのように思えます。

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ラストページでは、おそらく大学生になったであろうスイの姿が拝めました。ということは4巻のラストから5巻のスタートまでにおよそ3年の月日が経過することになりますね。

大学生になったスイは、未だに菖と親友のようです。2人は同じ大学に通っているのでしょうか？菖蒲がスイに会いたいがために、大学を合わせてきた可能性もありますよね。

いっそのこと菖と付き合って翠くんのことを忘れられてしまえば、それはそれで気持ちが楽なのに……。菖もなかなかに気が利くしいい男ですから、彼氏としては不足ない気がします。