お姉ちゃんの翠くん・第11話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜コミックシーモア

「別冊マーガレット」「コミックシーモア」などに掲載されている「お姉ちゃんの翠くん」第11話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

「お姉ちゃんの翠くん」第11話は、コミックス第3巻に収録されています。

スイが起こった理由が判明！実はただの八つ当たり？

菖の失言により、怒って先に帰ってしまったスイ。乙女心が理解できない菖は、正直、スイが何に対して怒っているのか理解できませんでした。

どうやらスイは、菖に言い寄られている現場を、翠くんに見られたのが嫌だったようです。さらに、翠くんがそんな自分たちを見て、何とも思わないのが分かっているのがたまらなく虚しかったのだそうな。

しかし、その時の翠くんの反応を見るに、翠くんがスイの気持ちに気が付いている可能性は否めません……。

どうやら菖が怒られたのはスイの八つ当たりだったらしいということが判明し、2人は無事に仲直りを果たします。

一方、翠くんは彼女の桃華とお家で夕食を楽しんでいました。一見すると仲睦まじい2人。しかし最近の翠くんは、自分たちの交際に関して思うところがあるようで……！？

翠くんは、どこまで気づいているのか？

「菖がスイに対する好意を明かし、それに関してスイが怒ってしまった」という現場を見た翠くん。普通ならここで怒る理由はなかなかわからないはずですが、どうやら翠くんはスイの気持ちがなんとなく理解できている様子でした。ということは、翠くんがスイの本心に薄々勘付いている可能性は十分ありますよね。

素直すぎる菖

菖がすぐに謝りにきたおかげであっという間に仲直りすることができたスイと菖。変にプライドがある男性だと、ここで素直に謝りに来るのはなかなか難しいですよね。菖はスイが怒った理由が純粋に気になって聞きに来たといった感じでした。素直に何でも話ができる菖。これは彼の長所でもあると言えます。

素直になれない翠

一方で、翠くんは素直すぎる菖のことが羨ましくて仕方がないのだとか。その発言があったということは、すくなくとも翠くんは、誰かに対して素直に自分の気持ちを話せていない状況にあるということになります。どうやら話せていない対象は、彼女の桃華のことのようです。果たして翠くんが抱えている思いとは一体……？

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桃華は社会人。翠くんは大学生。桃華の仕事が忙しいことから、2人はあまり恋人としての時間をとれていない様子でした。どことなく桃華は、人生の重きを仕事に置いていて、翠くんとの生活は二の次になっているような気がしてなりません。

もしかしたら翠くんが話したくても話せない話とは、桃華の仕事に関することなのかもしれませんね。桃華が忙しすぎるからなかなか話す機会がない可能性もあります。

ただ、桃華も翠くんのことを蔑ろにしているわけではなく、どんなに忙しくても週に1回は会おうというノルマを課している様子。それが「ノルマ」担ってしまっていること自体が、若干問題のような気がしてなりませんが……。