お姉ちゃんの翠くん・第20話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜コミックシーモア

「別冊マーガレット」「コミックシーモア」などに掲載されている「お姉ちゃんの翠くん」第20話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

「お姉ちゃんの翠くん」第20話は、コミックス第5巻に収録されています。

実は菖は2度もスイに振られていた！

第20話は主に、菖視点のストーリーです。

翠くんとスイが3年ぶりに再会してしまったのを目撃した菖。しかも察するに、スイは未だに翠くんのことを思い続けている様子。

そんな状況に、スイの「友達以上恋人未満」状態の菖が焦らないわけがありませんでした。

第19話までは読者から、「何でこの3年間の間にもっとスイにアプローチしなかったんだ！」「翠くんのことを忘れられるくらいに菖が寂しさを埋めてやればよかったのに！」そんな声が聞こえてきましたが、実はこの3年の間に、菖がしっかりスイにフラれていた事実が、第20話で明らかになるのです！

菖が、スイの一番近い異性のポジションに収まってしまった理由、そして彼の複雑な男心の全てが紐解かれていきます。

菖が他人に初めて恋心を打ち明ける

これまで菖は、スイに対する片思いをずっと1人で抱え込んできました。しかし今回、大学でできたイケメンのオタク友達の楓に、複雑な片思いの全てを打ち明けます。その言葉から明らかになったのは、菖が「スイの一番の男友達」から進展しようとしない理由でした。

すでに告白していた菖

実は、スイと翠くんがお別れしてから1年が経ったころ、菖はスイに真剣に告白をしていたのだそう。スイは菖の気持ちに答えられないと話すのですが、「菖のことが大切だからこそ、翠くんへの気持ちが残っている状態で付き合うことはできない」とも答えました。おそらくスイは、菖の好意を一度は受け入れて裏切る形になるのが嫌だったのだと思われます。

忘れられない人がいる限り

スイは、翠くんのことが忘れられない限り、誰とも付き合うことはありません。スイが片思いを続ける限り、スイの一番近くにいる異性は、自分以外の誰でもない……それが菖の結論でした。しかし今回、スイと翠くんが再会したことにより、スイの中で再び3年前の恋が動き出しそうな予感がして、菖の心がザワついてしまったのです。

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菖の複雑すぎる男心が明らかになりました。胡坐をかいてスイの大親友ポジションに収まっていたわけではなく、しっかりとこの3年の間にスイにアプローチをしていたんですね。意外と男気があった菖です。

菖はスイのことを溺愛しています。スイがその気持ちに答えれば、2人が円満カップルになることは間違いありません。

しかし、そうなったとしても、おそらくスイの中では翠くんの存在がチラつき続けるのでしょうね。

余談ですが、菖がギャルゲーで好きになるキャラは、全てどことなくスイに似ているツンデレキャラが多いようです。もともとそういう子が好きなのか、スイがそういうタイプだからゲームの好みも偏ったのか、どちらなんでしょうね。