誓い合えない私たち・第15話のネタバレと感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「誓い合えない私たち」第15話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

誓い合えない私たち・第15話のネタバレ

自分とは到底馬の合わなそうな美久の妹が自分の家族になることに対して、猛烈な拒否反応が出てしまった亮。 その時から亮の中で「結婚」という未来が遠のき始めてしまい、同棲生活を続けることが一番円満に済むのではないかと考えるようになってしまいました。

そんな中突然、美久からしばらく帰らないとメッセージが送られてきて…。

 

美久が身を寄せたのは親友・里子の家でした。 彼女は美久の話を親身になって聞いてくれます。 美久は里子に溜まりに溜まった鬱憤や不安を打ち明け、何とか破裂しそうになる心を抑えることができました。

しかしそんな里子も最近夫と離婚をしたばかりで、夜泣きするくらい小さい子供を抱えているシングルマザーです。

その上自分の相談にまで乗ってくれる里子を、美久は心から感心してしまいます。 "結婚の経験すら持てない自分と比べると、里子のことが羨ましい"と話す美久。

その言葉に里子はピクリと反応しました。 ですがその場は沸いた感情を何とか抑えて、すぐに笑顔で"バツイチなんだから羨ましがらないでよ。"と返します。

その後トイレへと入った里子。 隠れて美久への不満を口に出します。 ギリギリと歯を食いしばりながら苛立ちを露わにする里子。

昔から美久は、何かと自分のことを羨ましがってきました。 "友達がいていいな、結婚出来ていいな…。"

しかし里子からしてみれば、美久は自分にない物をきちんと持っています。 彼氏に、いい後輩に、いざとなれば親を頼ることだってできる。 恵まれた環境にいるにも関わらずないものねだりばかりをする美久のことが、里子は本当は鬱陶しくて仕方がありませんでした。

 

里子の父親は、母親に暴力を振るう人間でした。 そんな家庭環境で育ってきた里子は、自分は絶対に結婚で失敗したくないと強く願い、優しくて大人しそうな男性と結婚したのです。

しかしその夫も、子供が生まれてまもなく変わっていってしまいました。

ある日風邪で寝込んでいた里子と、泣き叫ぶ子供を残して、夫は風邪をうつされたくないからと2人を残して友達の家へ行ってしまったのです…。

里子にも里子なりの苦悩や辛い過去がある…美久はそのことにまったく気づかずに、自分の不満ばかりを相談してしまっていたのです。

 

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誓い合えない私たち・第15話の感想

結婚すると豹変する男性っているそうですが、里子は見事にそんなハズレ男性を引いてしまったわけですね。 里子の父親もけっこう自分勝手な人間だったようですが、どうやら父親とは違うタイプの自分勝手男性を結婚相手に選んでしまったようです。

最初はいい顔して結婚したらまるで家政婦のようにコキ使う…。 子供を産ませるだけ産ませておいて育児はまったくやらない…。 こんな環境で毎日苦労しているのに、他人から「いいなぁ」なんて言われたら余計に苛立ってしまいそうです。

親友だと思っていた里子との関係もなんだかかなり脆い感じですねぇ～。