悪い男～軒の雨の誘惑～・第21話のネタバレと感想｜silky

2021年2月23日発売の「silky」98号に掲載されている「悪い男～軒の雨の誘惑～」第21話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

悪い男～軒の雨の誘惑～・第21話のネタバレ

9年前、芹沢は富丘に結婚を決めた理由について尋ねます。

昨日も遅くまで女の子と飲んでいた芹沢ですが、いつもどこか違うと思うと話します。

結婚相手を決めるときは何か確信があるのだろうか…

結婚してからもっといい女が現れたらどうするのだろうか。

何も考えず結婚してやはり違っていたと気づきながら妥協して人生を送るなんて芹沢にとっては地獄でしかありませんでした―――。

 

そして現在。

今日から芹沢になった千夏はさっそく芹沢に電話します。

新婚旅行や指輪の話をする芹沢に、千夏はまずは貯金が大事だと話します。

芹沢はたくさん稼ぐと笑います。 そして二人はお互いによろしくと言って電話を切るのでした。

その後、芹沢は富丘に電話をして伝えます。

しばらく入籍したことは周りに伏せておくつもりだと言う芹沢に富丘は同意します。

総務には念入りに口止めをするという富丘。 すると芹沢は自分のせいで千夏に危害が加わることのないように千夏を守ってほしいと頼みます。

安心して養っていけるほど甲斐性ないけれど結婚を承諾してくれた千夏は本物だと話すのでした。

後日、有給を消化した千夏は昼休みに本屋に向かいます。

そして芹沢が表紙である本を見ていると、突然知らない女性に掴まれます。

なんとその女性は十川の奥さん！

千夏を浮気相手だと勘違いをして文句を言い始めます。

最後には恥去らずと言って千夏の頬を叩こうとした瞬間、富丘が助けに入るのです。

十川の相手は他部署の女性だと説明すると富丘に奥さんは泣き崩れます。

東京はきれいな人ばかりで自分が叶うわけない。 自分は毎日髪を振り乱して子ども二人の世話と家事で手一杯でおしゃれする余裕もない。

なんで男だけ家庭も恋愛も手に入れられるのかと取り乱す奥さん。

その様子を見て千夏は顔を真っ青にするのでした。

相手の女性社員はクビであることを聞いて自分は恵まれていたと感じます。

富丘は比べるものではないし、感情移入はするなと言います。 今日の出来事と自分たちの過去を重ねて考えるのはやめてほしいと頼まれる千夏ですが、今日の出来事は忘れられない様子でした。

すると突然富丘から今夜のパーティに同席してほしいと言われます。

それは神戸から専務が来て参加する株主パーティであり、富丘はさっそく千夏のパーティ用の服を買いに行きますが―――

 

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悪い男～軒の雨の誘惑～・第21話の感想

人間の感情て難しいですよね。

浮気をするということは何かしら原因があるのかもしれないのに、それは盲目的であり…

逆に浮気をするけれど、離婚はしないという男性もいたり… 結局はみんな自分勝手なのだろうと思います。

そう思うと、千夏はやはりいい子ですよね。 不倫をしてしまいましたが、このままではダメだと思い自ら手を引くなんて普通は考えられません。

芹沢と結婚しましたが、もし芹沢が浮気をするような男だったらどうなっていたのでしょうか。 取り乱したりするのでしょうか…。