わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ2巻(3章)と感想

「わたしの幸せな結婚」小説版・第2巻3章のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ2巻3章のネタバレ

清霞が非番だと聞き、間違えて家に行っていたと遅刻してきた新。 婚約者なら、仕事が忙しかろうがもっと美世を気にかけてあげるべきだと清霞を批判します。

最近は仕事に追われて帰宅できていない清霞は、美世のことを考え、焦りで冷や汗を滲ませます。

その後、情報屋から決定的な情報を得て帰路についた清霞。 新の言う通り、ひどく衰弱する美世を見て、思わず感情的になって責めてしまいます。

何でも自分に相談してほしい、頼ってほしいとお願いしても、一人で抱え込もうとする美世に苛立ってしまうのでした。 美世は自分の愚かな行動が清霞を思い悩ませ、二人の関係をぶち壊してしまったのだと胸を痛めます。

翌日、清霞は美世を連れて「鶴木貿易」に向かい新を訪ねます。 情報屋の調査結果などから、鶴木が薄刃家の表向きの名字であることを突き止めた清霞。

実は、新は薄刃家の人間で美世の従兄弟なのでした。新に連れられ、薄刃家へと向かう清霞と美世。 そこで、美世の祖父・義狼と対面します。そして、これまで美世が知らなかった情報を得ることになります。

実は美世には薄刃家の異能の中でも貴重な「夢見の力」があり、美世の力が利用されることを心配した母・澄美が能力を封じていたものの、最近になってその封印が解けたのだそう。

薄刃家は美世を取り戻そうと画策していたのでした。 そして、美世がその夢見の力を上手く扱えていないせいで、毎晩悪夢に苦しめられていることが分かります。

美世は薄刃家か久堂家かどちらに居たいかと聞かれますが、清霞に迷惑をかけたくない気持ちからどちらでもいいと回答。

新と清霞の決闘によって、美世の処遇を決めることに。新は幻を使い、本領発揮できなかった清霞は怪我を負って負けてしまいます。 そして、美世は薄刃家に奪われてしまうのでした。

その後、薄刃家で一人寂しく過ごす美世。新と義狼が自分を家族として心配し、守ろうとしてくれることを知りますが、それでも清霞に会いたいという気持ちは消えません。 そんな時、清霞がオクツキの対処中に負傷し、意識不明だという情報が耳に入ります。

実は帝との取引で久堂家から美世を取り戻した薄刃家でしたが、帝から罰せられることを覚悟で、必死に清霞のもとへ行こうとする美世の気持ちを尊重することにするのでした。

 

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わたしの幸せな結婚・小説2巻3章の感想

異能がないと思われていた美世が、実は帝の天啓すらも上回るかもしれない「夢見の力」を持っていただなんて驚きです。 悪夢も自分自身の能力のせいだったんですね。

また、新が美世の従兄弟だったことも意外でした。半ば強引に清霞から美世を奪った薄刃家でしたが、美世の能力目当てというよりは、ちゃんと家族として大切に思ってくれていたという点がうれしかったです。 さて、今回の件に帝が絡んでいるという新事実や、清霞の負傷情報など、まだまだ安心はできない展開。

果たして、美世と清霞がまた一緒に暮らせる日は来るのでしょうか？