わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ3巻(4章)と感想

「わたしの幸せな結婚」小説版・第3巻4章のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ3巻4章のネタバレ

清霞が帰宅すると、疲れた様子の清霞を気遣って美世がお世話をします。 その後、その日に芙由との間で起きたことを話す美世。

悪意を持って美世の尊厳を傷つけようとした芙由を許せないと清霞は怒りを露わにします。 しかし、芙由との良い関係を築けるようもう少し頑張りたいのだと言う美世の意志を尊重し、とりあえず干渉しないことに。

清霞のことを想う芙由が根っからの悪人とは思えない美世は、明日自分から芙由と話に行こうと心に決めるのでした。

清霞は別邸内にあるシガールームでお酒を飲む正清のもとへ向かいます。正清はその日美世に起きたことを謝罪。 昔から本心を見せず、本当は他人に興味がない父親のことが嫌いで、期待をするのをやめた清霞は、その謝罪にもどうせ心がこもっていないと考えます。

強力な異能に身体が耐えられず、生まれつき虚弱体質だった正清。 それでも、天下の久堂家当主として他の家に舐められないよう、誰よりも精力的に役目をこなしてきました。

その結果、家のことを芙由に任せっきりにしてきてしまったことを後悔しているのだと正清は話します。

その後、話題は清霞が捕まえた男の話に。実は清霞は昼過ぎからずっと邸宅地下に男を監禁し、尋問していたのでした。 「名無しの教団」は「異能心教」と言う名前なのだと分かりますが、男には強い暗示がかけられていると見られ、有用な情報は得られず。

監禁されているにも関わらず、全く動揺や恐怖を見せないのでした。 男が久堂家別邸の近くにいたことらかも、相手が久堂家を警戒していて、何かしら動きを見せる可能性があると考える清霞。

いざと言うときには美世を守ってくれと正清に頼む清霞に、本当に美世を愛しているのだなと正清は言うのでした。 一方、帝都では清霞からの情報が各方面へ共有され、穏やかではない様子。

珍しく焦った様子の堯人皇子に呼び出された薄刃家・新は、至急久堂家別邸へ向かうよう命じられます。 何が起こるは分からないが、新が適任なのは確かだという堯人に新は従うのでした。

 

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わたしの幸せな結婚・小説3巻4章の感想

天真爛漫で優しいお父さんという印象の正清でしたが、清霞にとってはそれは作られた表向きの顔で、本当は他人に興味のない冷酷な人間だったんですね。 確かに、美世を攻撃する芙由を止めに入った時の正清は別人のようでしたが、そちらが本当の正清なのでしょうか。

さて、新を清霞のもとへ送り込んだ堯人ですが、珍しく焦っていたという点が気になります。それだけ危険な状況なのでしょうか。 薄刃家の新が選ばれたと言うことは、また美世の能力が必要になるなんてこともあるかもしれません。続きが楽しみです。